【赤ちゃん】「妊娠高血圧症候群」は赤ちゃんも苦しくなります
おなかの中の赤ちゃんは肺呼吸ではなく、臍帯からママの血液に乗って届く酸素で呼吸しています。万が一、ママが妊娠高血圧症候群になって血流が滞ると、赤ちゃんは苦しくなり、栄養も届きにくくなって、大きく育つことができません。
各器官ができ上がって、どんどん体を大きく成長させている今、必要な栄養が、ママの高血圧が原因で届かないということは、とても大変な事態なのです。
【ママ】きちんと計量して塩分の摂りすぎ防止
妊娠高血圧症候群になってしまった場合、妊娠していない人なら降圧薬などで治療しますが、妊娠中は血圧のコントロールがとてもむずかしい状態となります。血圧が下がりすぎると、やはり赤ちゃんへの血流も滞るからです。
できるだけ食事の管理と安静にすることでコントロールをしていきます。食事管理と安静は、自宅ではできそうでできないことの2つなので、特に上の子がいる場合などは、入院になるケースもあります。
そうならないために、まず気をつけたいのは、塩分を摂りすぎないこと。妊娠21週2日のところですでにお伝えしているような方法を再度確認してください。また、料理が得意な人ほど、調味料を目分量で入れてしまいがちなので、計量スプーンできちんと量る習慣をつけましょう。
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