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2021.10.06

成長・発育

コップ飲みの練習はいつから始める?「コップを持たない」「こぼす」ときの対処法も【専門家監修】


コップ飲みができるようになるのはいつから?

コップで飲めるようになるには、口と手指の発達が関係しています。唇を閉じて液体を飲めるようになるのは5~6ヶ月ごろから。大人が支えてあげれば、7~8ヶ月ごろからは小さな容器のふちから飲み物を飲むことができます。

さらに手でコップの傾きをコントロールできるかどうかは、手指の発達しだい。個人差はありますが、1歳近くになると、どの子もある程度はできるようになります。

コップ飲みの練習は必要?

コップ飲みは、練習しないとなかなかできるようになりません。でもコツをつかめば簡単。チャレンジしてうまくいかなかった場合は、1週間ほど様子を見てトライを。

あくまで練習なので、焦る必要はありませんよ。もし、こぼすのが心配なようであれば、プラスチックのコップを使って、お風呂で練習するのもおすすめです。

コップ飲みの練習方法は?【スプーン⇒おちょこ⇒コップの順にステップアップ】

コップの練習は、唇をしっかり閉じて液体を飲み込めるようになれば始められますが、その前にスプーンから飲み込む練習をしましょう。

7~8カ月ごろからは、おちょこなどの小さな容器で、1歳近くになったら、コップにチャレンジします。はじめは「ゴックン」、しだいに「ゴックンゴックン」とリズミカルに飲めるようになります。

5~6ヶ月頃【スプーン期】:スプーンで液体を飲み込む練習

コップ飲み 練習まずはスプーンを使って、液体を飲み込む練習からスタート。離乳食用の小さなスプーンではなく、大人用の大きなスプーンがおすすめ。スプーンの上に白湯などを少量のせ、赤ちゃんの口にあてます。

【ポイント】スプーンを傾けて流し込まない
大人がスプーンを傾けて流し込むのではなく、自分から口唇を使って液体を口の中にとり込ませるのがポイント。

7~8ヶ月頃【おちょこ期】:小さな容器から飲ませる

コップ飲み 練習スプーンでうまく飲めるようになったら、次は小さな容器を使ってチャレンジ。赤ちゃんは顔を隠されるのが嫌いなので、小さな容器なら安心して練習ができます。液体の量は赤ちゃんの2~3口分がベスト。容器を少しずつ傾けながら飲ませてあげましょう。

【ポイント】口が広がっている小さな器がおすすめ
少しななめに広がりがある器のほうが飲みやすくておすすめ。おちょこやショットグラス、小さめの水筒のコップなどが◎。

9~11ヶ月頃【コップ期】:コップから直接飲ませる

コップ飲み 練習いよいよコップ飲み。最初のうちは、ママが支えてこぼれないように傾ける角度を調節。慣れてきたら、赤ちゃんひとりで持たせてみましょう。あごが上がらないよう、少しうつむきぎみに飲ませるとこぼれにくくなります。

【ポイント】自分で持たせるなら、軽くて持ちやすい乳酸菌飲料の容器もおすすめ
コップ飲み 練習【ポイント】背の高いコップは、鼻がつかえて飲みにくいのでコップ飲み練習には不向きです
コップ飲み 練習
次ページ > コップ飲みQ&A「こぼす」ときの対処法

撮影/園田昭彦 『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています

【監修】 上田 玲子 管理栄養士、博士(栄養学)

小児栄養学の第一人者として活躍するかたわら、トランスコウプ総合研究所取締役として栄養コーチングの手法を開発。白梅学園大学・短期大学非常勤講師。日本栄養改善学会評議員や日本小児栄養研究会運営委員なども務める。監修書に『はじめてママ&パパの離乳食』『離乳食大全科』(ともに主婦の友社)など。

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