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2021.10.16

ママパパの生活

離乳食本どおりに進まない・・・「食べないっ子」のママに伝えたい一番大切なこと【料理研究家 あまこようこさん】

photo by Miwa Kumon

赤ちゃんの「好き」を糸口に食の世界を広げよう

ーーー月齢が進むにつれて、好き嫌いがでてきたり、食べ物で遊んでしまったり、ママにとっては困った行動も増えてきます。自分で食べようとしない、という悩みもよく聞かれます。

「苦手な食材が多い、お皿の中をぐちゃぐちゃにしてしまう、テレビを消すと泣いてしまってごはんどころじゃない・・・。

いろんな『困った!』がありますよね。でも、ママが『はいごはんですよ。絶対完食して!お願いだから!』って必死になりすぎると、かえって逆効果なことも。

食べることが楽しくなるような、思わず手を伸ばしたくなるようなしかけができるといいですよね」

ーーーあまこさんのおうちでは、スーパーでいっしょに野菜を選んだり、キッチンで作っているところを見せたり、食卓以外での「食体験」を意識しているそう。今では、兄弟2人ともお手伝いが大好き!

「ディップにつけて食べるとか、テーブルに出してからケチャップでお顔を描くとか、そんな小さな演出でも子どものテンションは上がります。

好きな色や形で興味をひくのもおすすめです。あと、本当に食べることに気持ちが向かないときは、『ひと口でも食べてくれればOK!』と、親も気持ちを切り替えちゃう。

どうしても食事イスにすわらないときには、遊んでいる横から「ほら、ごはんだよー」と食べさせちゃうこともありますよ。

そうすると、本人も空腹だったことに気づいて、ごはんモードになったりして。“食べないっ子”は、どんな形であっても食べたという事実が大切なんだと思うんです。それが子どもの自信にもつながる。

できないこと、苦手なことに目を向けるより、できたこと、好きなことを見てたくさんほめる。大丈夫、今はできなくても、いつかはできるようになる!」
あまこようこあまこようこ料理研究家、フードコーディネーター。雑誌や書籍、テレビ、広告などで、作りやすく、目にも舌にもおいしいレシピを提案中。長男のそうりくんとの日々を、食の工夫を中心につづったエッセイ『食べないっ子も、いただきます! うちのやさしいかいじゅうごはんレシピ』(東洋館出版社)も好評。

撮影/公文美和 『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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