食べない・遊ぶ・偏食・手づかみしないを解決！「こだわり強め」赤ちゃんの離乳食レシピ

離乳食のお悩み②食べるよりも遊びたい！手も口もベタベタに･･･

「わあ！」と気持ちがアガる見た目で、赤ちゃんの好奇心を刺激！ きれいな色のお皿に盛りつけたり、好きなキャラクターのスタイでその気にさせるのもおすすめです。

にこちゃんがゆ｜生後5～6ヶ月頃（離乳食初期・ゴックン期）

真っ赤なパプリカでにっこり笑顔を描いて
〈材料〉
赤パプリカ･･･10g（小さじ2）
10倍がゆ･･･40g
※米1：10（ごはん1：9）で炊いたもの

〈作り方〉
1 パプリカは皮をむいて細かく切り、やわらかくゆでて裏ごしする。
2 10倍がゆを器に盛り、①をスプーンですくって顔を描く。

りんごきな粉がゆ｜生後5～6ヶ月頃（離乳食初期・ゴックン期）

目の前で混ぜてライブ感を演出！
〈材料〉
りんご･･･5g（小さじ1）
きな粉･･･少々
10倍がゆ･･･30g
※米1：10（ごはん1：9）で炊いたもの

〈作り方〉
1 りんごは皮をむいて細かく切り、やわらかくゆでてすりつぶす。
2 器に10倍がゆ、①を盛り、きな粉をかけ、よく混ぜて与える。

3色がゆ｜生後7～8ヶ月頃（離乳食中期・モグモグ期）

栄養も彩りもバッチリです！
〈材料〉
小松菜･･･10g（葉1枚）
にんじん･･･10g（1cm厚さの輪切り1個）
かたゆで卵の黄身･･･1個
5倍がゆ･･･50g ※米1：水5（ごはん1：水4）で炊いたもの

〈作り方〉
1 小松菜、皮をむいたにんじんはやわらかくゆで、みじん切りにする。卵黄も細かくつぶす。
2 器に5倍がゆを盛り、①をのせる。

キャベツのポテサラ｜生後7～8ヶ月頃（離乳食中期・モグモグ期）

ヨーグルトであえるからさっぱりクリーミー♪
〈材料〉
じゃがいも･･･50g（5cm角1個）
キャベツ･･･20g（葉1/2枚）
プレーンヨーグルト･･･30g

〈作り方〉
1 皮をむいたじゃがいも、キャベツはやわらかくゆでる。キャベツはみじん切りに、じゃがいもはつぶす。
2 ボウルに①を入れ、ヨーグルトとあえる。

星のにんじんパスタ｜生後9～11ヶ月頃（離乳食後期・カミカミ期）

わくわく感がいっぱい。思わず手が伸びちゃう！
〈材料〉
鶏ささ身肉･･･15g
にんじん･･･20g（2cm厚さの輪切り1個）
ショートパスタ（サラダ用）･･･30g
粉チーズ･･･少々

〈作り方〉
1 パスタはやわらかくゆでて、湯をきる。
2 にんじんは皮をむいて7mm厚さの輪切りにし、やわらかくゆでて星型で抜く。同じ湯で鶏ささ身肉もゆでてすりつぶし、ゆで汁大さじ2でのばす。
3 ①を皿に盛り、②をのせ、粉チーズをかける。

ほうれん草の豆乳寒天｜生後9～11ヶ月頃（離乳食後期・カミカミ期）

ぷるるん食感が楽しいおかずデザート
〈材料〉
りんご･･･10g（1cm厚さのくし切り1個）
ほうれんそう･･･20g（葉2枚）
豆乳･･･大さじ2
粉寒天･･･1g

〈作り方〉
1 りんごは皮をむいて5mm角に切り、ラップをして電子レンジで30秒加熱する。
2 ほうれんそうはゆでてすりつぶし、豆乳、水80mlを加えて混ぜる。
3 小鍋に②、粉寒天を入れて弱火にかけ、1分沸騰させる。①を加えてバットや密閉容器（8×8㎝くらい）に入れて冷まし、固まったら好みの型で抜く。

似顔絵バーグ｜生後1歳～1歳6ヶ月頃（離乳食完了期・パクパク期）

顔はケチャップ、髪はさつまいもです
〈材料〉
牛豚合いびき肉（赤身が多いもの）･･･20g
玉ねぎ･･･10g（小さじ2）
さつまいも･･･20g（2cm厚さの輪切り1個）
パン粉･･･2g
牛乳･･･大さじ1
塩、ケチャップ、植物油･･･各少々

〈作り方〉
1 玉ねぎは皮をむいてみじん切りにし、耐熱皿にのせてラップをかけ、電子レンジで30秒加熱して粗熱をとる。
2 ボウルにひき肉、①、パン粉、牛乳小さじ1（分量外）、塩を入れて混ぜ、円盤状に成形する。
3 フライパンに油を熱し、②を両面色よく焼いて皿に盛り、ケチャップで顔を描く。
4 さつまいもはやわらかくゆでて牛乳でのばし、③にのせる。

かじきブロック｜生後1歳～1歳6ヶ月頃（離乳食完了期・パクパク期）

「自分で」の気持ちを応援！ソースをつけて召し上がれ
〈材料〉
かじきまぐろ･･･20g

A
しょうゆ･･･少々
片栗粉･･･小さじ1

かぼちゃ･･･40g（4cm角1個）
だし･･･大さじ1

〈作り方〉
1 かじきまぐろはすりつぶし、Aを混ぜる。4等分して四角く形をととのえ、熱湯でゆでる。
2 かぼちゃは皮とわた、種を除いてラップで包み、電子レンジで1分加熱する。すりつぶしてだしでのばして器に盛り、①に添える。

●あまこ先生の「遊び食べ」解決ポイント！

1 きれいな色で興味を引く
赤ちゃんはコントラストの強い、はっきりとした色が好き。あざやかな野菜の色を生かしたメニューは、視覚に訴える効果が抜群です。

2 お皿で完成！「参加型メニュー」
赤ちゃんの前でソースをかけたり、混ぜたりと、変化を楽しむ演出もおすすめ。五感が刺激され、食べたい気持ちが高まります。

3 かわいい形でテンションアップ！
顔を描いたり、星型や動物型で抜いたりと、「形」で遊び心をプラスするのも一案。おもちゃのような見た目に心が躍ります。