離乳食で使うツナ缶はオイル漬けでもいいの?
油漬けのツナ缶の場合は、茶こしなどに入れて汁けをきり、熱湯をかけて油抜きをします。完全に油を抜くことはできないので、1才までは少量を使うようにしましょう。
また、油漬けのツナ缶を電子レンジで加熱する場合、少しでも加熱しすぎると周囲に飛び散るので、必ずラップをかけて。おかゆなどにまぜると、飛び散りにくくなります。
離乳食で使えるおすすめのツナ缶が知りたい!
食塩不使用の水煮(スープ煮)がおすすめです。水煮は油漬けにくらべ、約1/4のカロリー。高たんぱくでヘルシーなので離乳食向き。常備しておき、たんぱく源が足りない時に活用するといいでしょう。フレーク状になっている水煮は、離乳食に汁ごとすくって使えますが、こまかくくずれている部分と、かたまりになっている部分があるので、そのままの大きさで食べにくい部分は、かたまりを菜箸などでほぐしてあげましょう。
水煮は、だしいらずでうまみをプラスできるので重宝します。余った分は、大人の煮びたしやあえ物に使っても◎。
缶詰の表記を知っておくと便利!
出典:いなば食品公式HP
https://www.inaba-foods.jp/support/beginnerツナ缶はよく見ると、表記に違いが。表記の違いを知っておき、赤ちゃんの月齢別、料理に合わせたものを購入しましょう。
名称
・「ホワイトツナ」「ホワイトミート」
びんながまぐろが原料。白いフレーク片が特徴です。
・「ライトツナ」「ライトミート」
きはだまぐろ、かつお、めばちまぐろが原料。
調理の種類
・油漬調味液の約半分以上が油のもの。こくのある味わい。
・油入り水煮(油ひかえめタイプ)調味液のうち油が半分未満のもの。
・水煮(ノンオイル・オイル無添加)油を調味に使用せず、水や野菜スープだけで仕上げたもの。あっさりしたヘルシーな味わい。
ツナ缶を離乳食に使う時の注意点は?
水煮でも塩分は含むので、熱湯をかけるなどして調味料や油分を落とすことが必要です。また、缶をあけると痛みが早いので、残ったら清潔な容器に移して冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。水煮・油漬け、それぞれ選ぶポイントをまとめました。
ツナ水煮缶
できれば食塩無添加のものを選びましょう。ただし、油漬けでなくても脂肪分は意外に多いので注意しましょう。
ツナ油漬缶
缶汁を捨ててから茶こしなどに入れてさっと熱湯をかけ、油分を洗い落とします。できれば無塩の水煮缶を選ぶのが◎。1歳までは少量にします。