月齢別・赤ちゃんが泣きやまない理由と対策
赤ちゃんが泣く理由はさまざまですが、月齢や発達によって、泣く理由は少しずつ違います。ここでは月齢や発達別に、赤ちゃんが泣く代表的な理由と泣き止まないときの対策について説明します。
生後1ヶ月頃までの泣き止まない理由と対策
泣きやまない理由
・不快な状態に置かれているから
生後1ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんが泣く理由は、先に説明したように「おなかがすいた」「おむつがぬれて気持ちが悪い」「居心地が悪い」など、自分が不快だという状態を訴えている場合がほとんどです。
・泣くことでいっそう不快感が増幅されるから
生後間もない赤ちゃんは、1日のうちのほとんどを眠って過ごしています。おっぱいを飲んでおなかが満たされるとウトウト、おしっこやうんちをして汚れたおむつを取り換えてもらってはウトウト。まだ昼夜の区別もつかないような生活です。
そんな至福の時間にちょっとした物音や光が刺激として伝わると、ビクッとして目が覚めて泣き出すこともあります。 この時期の赤ちゃんは自分の手足ですら自分の意志でコントロールできない状態。そのため一旦泣き始めると手足はますますバラバラになったような感覚になって不快感が増し、赤ちゃんはなかなか泣き止まないのです。
泣きやまない対策
・不快をチェック
おなかがすいていないか、おむつはぬれていないか、室温は適当か、着せすぎていないかなど、赤ちゃんが不快な状態になっていないか、一つ一つ確認しましょう。
・げっぷをさせる
おっぱいを飲ませたあとに泣くのは、おっぱいといっしょに空気を吸っておなかが張っているからかもしれません。授乳後はきちんとげっぷをさせましょう。
・体をくるむ
広い布団やベッドの上で不安を感じる赤ちゃんもいます。バスタオルやおくるみなどで、体をしっかり包んであげるのもよいでしょう。
・スキンシップで安心させる
とりたてて赤ちゃんが泣く理由が見つからない場合は、何かの原因で不安を感じているのかもしれません。しばらく抱っこしたり、抱っこでやさしくゆらゆらしたりしてあげましょう。この時期は、家事よりも赤ちゃんとのスキンシップを優先してください。
何かの刺激で目が覚めて泣き始めた場合は、寝かせたままでもよいので、大人の両手で赤ちゃんを抱きしめてあげましょう。赤ちゃんの指先が口の近くに触れるようにして腕もしっかり身体に触れるように抱きしめます。子宮の中で抱かれていたようなイメージで、赤ちゃんは安心します。
先輩ママの体験談
・ベビーカーで大泣き!(生後1ヶ月の女の子のママ)
抱っこしたら泣き止んだ1ヶ月健診に連れていこうと、ベビーカーに乗せて歩いていたら途中で大泣き!歩いているうちに気分もまぎれるかなと思ったのですが、泣き止む気配はありません。仕方なく抱っこしたら、ピタリと泣き止みました。首もすわっていないので、赤ちゃんを両手で抱っこして、ベビーカーはおなかと腕で押して病院まで行きました。