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2021.08.24

妊娠生活

【妊娠35週2日/予定日まで33日】赤ちゃんは呼吸するための準備中

【赤ちゃん】肺の機能が完成をむかえる

この週、とても大事なことの1つに、「肺の機能の完成」があります。肺自体はもうだいぶ前からでき上がり、ほかの臓器と同様に成長を続けてきましたが、肺をずっと休むことなく動かし続けることが、この週でようやくできるようになります。

私たち大人は意識しなくても呼吸し続けていますよね。このことは実はとても大変なことなのです。肺の中は陰圧といって、ふくらまし続けていないと、つぶれてしまいます。そこに新鮮な空気を吸い込み、また吐き出して呼吸を続けます。周りの筋肉も肋骨も動きます。さらにこれを止めずに行い続けることが呼吸です。

赤ちゃんは35週以前で生まれて子宮の外に出てしまったら、人工呼吸器をつけないと自発的に呼吸し続けることができません。37週を迎えるまであと10日ほど。羊水を吸い込んで肺をふくらませる練習をし続けさせてあげましょう。

【ママ】短時間でも深く眠る練習を

いくら産後の練習とはいえ、眠りがこまぎれなのはつらいものですね。でも、胎動がどんなに強くても、もう少しがまんです。この期間を利用して、短時間でも深く眠る練習をしましょう。

ふだんから「いつでもどこでもすぐ眠れる」という人はいいですが、何かあるとすぐに眠れなくなるタイプの人は、眠れる方法を今からつくっておきましょう。

ハンカチやハンドタオルに精油を1~2滴落とし、枕元に置くだけの芳香浴は手軽です。精油は、リラックス効果のある真正ラベンダーやローマンカモミールなどがいいでしょう。

【パパ】冷えているところは温めてあげる

彼女が隣で「眠れない」と言ったとき、手足をさわって冷たいと感じたら、温めてあげましょう。手を握ってあげたり、オイルマッサージをしてあげたり。これは立ち会い出産で、陣痛につき合うときにも応用できます。

精神的に緊張すると手足が冷え、同じ痛みでもより強く感じてしまいます。そうすると、たいていお産がスムーズに進みません。

手足に限らず、痛いところ、冷えているところを温めてあげる方法を、いろいろ覚えておきましょう。

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【監修】 鮫島 浩二 さめじまボンディングクリニック

東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。著書にベストセラー『わたしがあなたを選びました』(主婦の友社)。3男の父。

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