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2021.09.23

産後の悩み

体罰が子供の脳に与えるダメージとは。加害者の半数は実母という現実


イライラの爆発は、さまざまな手立てで解消を

もし、赤ちゃんに向けて感情が爆発しそうになったときには、

・深呼吸する
・ゆっくり数をかぞえる
・窓を開けて外の空気を吸う

などを試してみてください。自分なりにクールダウンする方法を見つけておく。そして、ママやパパが、ストレスをためずにすむような環境をつくることも大切です。

・夫やパートナーと日ごろからよく話し合い、家事・育児で大変なことは分担する

・平日は、できるだけ外へ出たり、誰かと話すなど気分転換を心がける

・育児の悩みは、行政の相談窓口や、子育て相談を受け付けている保育園や幼稚園などを利用する

・ときには、赤ちゃんを誰かに預けて、リフレッシュする時間をつくる

・時間の制限がある中で何かするときには、「前もって準備する」「早めに動き始める」などを意識する

など、できることから取り入れてみましょう。

もし「虐待かも?」と思う状況に出くわしたら・・・

周囲でもし、子供をたたいているような状況を見聞きした場合は、相手のママと親しいなら「どうしたの? よかったら話を聞くよ」などと声をかけてあげてください。

声をかけにくいときや親しい関係にないときには、地域の児童相談所や家庭支援センターに連絡するか189番(児童相談所虐待対応ダイヤル)に電話しましょう。

これは重要な情報提供なので、後ろめたく思うことはありません。たとえ虐待をしていなくても親自身が子育てに悩んでいるケースが多いからです。

情報提供があれば、行政が動いて相談に乗ったり支援したりすることができるので、虐待の防止につながります。

子供は、安心できる環境で愛情を受けて育てられる権利があるもの。そうでないとき、「子供の体や心が傷ついているなら、私が動く」という気持ちを誰もが持っていてほしいと思います。

記事を読む⇒⇒⇒産後の肥立ちとは? 悪いとどうなる?いつまで続くの?【産婦人科医監修】

取材・文/村田弥生

【監修】 高祖 常子 NPO法人子どもすこやかサポートネット副代表理事

子育てアドバイザー。資格は保育士、幼稚園教諭2種ほか。各種NPOの理事などを務め、子育て支援を中心とした編集・執筆ほか、全国で講演を行っている。著書に『感情的にならない子育て』(かんき出版)ほか。3児の母。オフィシャルサイト

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