ストロー飲みの練習方法【3つのステップ】
【ステップ1】液体が出てくるところを見せる
まずはストローの先端から液体が出てくる様子を見せてあげましょう。ブリックパックなど、容器の側面を押してストロー内に液体がのぼってくる様子を見せると、赤ちゃんは興味を示します。
【ステップ2】容器の側面を押しながら飲ませる
ストローに慣れていない赤ちゃんは、水分を吸い込もうとするとむせてしまいます。容器の側面を押して、液体を少し口の中に入れてあげましょう。「吸うと飲める」ということを体験させてあげて。
【ステップ3】コップにストローをさして飲ませる
押し出された液体を吸い込むことに慣れたら、次は自分の力で吸う練習を。コップにストローをさして吸わせてみましょう。初めはうまく吸えなくても、何度か繰り返しているうちに「吸うと飲める」ことが体験できれば、ストロー飲みはすぐにできるようになります。
ストロー飲みの練習をするときの注意点
大人が必ずそばで見守ってあげて
練習をするときは、太いストローよりも細いストローのほうが、少しの力で吸えるので簡単です。子供用の紙パック飲料のストローが練習しやすいでしょう。ただしかたいので、のどを突かないように注意。練習するときは大人が必ずそばにいて。
ストローだけに頼るのはNG。舌の発達を妨げないで
体の発達は「中心部→末端」が基本。舌の場合は、奥から先端に向かって発達します。ストローは舌先のコントロールがほとんど必要ないので、頼りすぎると舌先を使う訓練ができなくなるという研究者も。
ストローが使えるようになったら、唇でくわえる部分を少しずつ短くすると、舌先を使う練習になるのでおすすめです。ストローが飲めているからと安心せず、適切な時期に、発達に必要なコップ飲みの練習をさせましょう。
記事を読む⇒⇒⇒
コップ飲みの練習はいつから始める?「コップを持たない」「こぼす」ときの対処法も【専門家監修】