手洗いは、健康管理のための大切な習慣。清潔を保つことは、社会のマナーでもあります。では手洗いは、何歳から、どうやって教え始めるのがいいのでしょう?小児科医で発達脳科学者の成田奈緒子先生に話を聞きました。
清潔の意識は、ゆっくり時間をかけて培われます
赤ちゃんには「汚い」という意識はありません。教えられて初めて学ぶものです。
たとえば、離乳食のあとに顔がベトベトになったら「汚れちゃったね」と、ときには顔を手鏡で見せてあげます。そして「キレイにしようね」とふいてから、もう一度鏡を見せるのです。
何度もくり返すうちに、汚れた状態、キレイな状態の違いがわかるように。手を洗うときも、鼻をかむときも同じ。まず汚れを見せてから、きれいにすると効果的です。
ただ、あまり大人が神経質になると、子どもは汚いことに過剰な嫌悪感を抱き、手が汚れる遊びを嫌うことも。「汚れても洗えばキレイになる」ことをちゃんと伝えたいものです。
こんなときに手洗いを!

●トイレのあとに
●ごはんやおやつを食べる前に
●外から帰ってきたら
●鼻をかんだあとに
0歳代からの習慣づけが大切です
0歳:食事の前に手をふいてあげる
ひとりでいすに座って食べるようになったら、「いただきます」の前にぬれタオルで手をふく習慣を。授乳のときにも口をふくなど、習慣化は小さいうちからスタート!
1歳:大人がそばでお手伝いしてあげる

歩けるようになったら、洗面所に踏み台などを用意して自分で手洗い。もちろん、後ろからママが手を添える「二人羽織スタイル」でさりげなくサポートしながら洗います。
2~3歳になったら自分で!正しい手洗いレッスン
①水で流す

目で見える汚れ、ゴミを流し、全体を水でぬらします。
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②手のひらを洗う

石けんを泡立て、手のひらと手の甲をこすって洗います。
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③指の間を洗う

指の間は雑菌がたまりやすい場所。指を組むようにして洗って。
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④つめを洗う

いちばん雑菌が残りやすい。つめを手のひらに押しつけてこすって。
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⑤手首を洗う

手首も忘れずに。反対の手で手首を持ち、くるくる回して洗います。
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⑥水で流してふく

泡を水で流してしっかり落とし、清潔なタオルでふきます。
「洗うとさっぱり気持ちよくなった!」を教えることから始めましょう

手洗いのような毎日の習慣は、日々続けるからこそ身につくものです。大人が率先して手洗いをする姿を見せることも大切。ママのまねをしながら、次第に上手にできるようになっていきます。
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まとめ・文/石野祐子(Forest inc.) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです




