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体罰が子供の脳に与えるダメージとは。加害者の半数は実母という現実

体罰が子供の脳に与えるダメージとは。加害者の半数は実母という現実


たとえ「しつけ」のためでも親が体罰を与えることは禁止に

日本には、子供に対して「しつけのためには、体罰もしかたない」などという考え方があります。

しかし「言うことを聞かなければたたく・どなる」というふうに接していると、子供は暴力を学び、学校などで思いどおりにならないことがあったとき、自分も友達に暴力をふるうようになったり、大人になればDVに発展したりする可能性があります。

そこで、私たちは以前からしつけに体罰は不要と考えて、「体罰はやめよう!」と訴え活動してきました。日本でもやっと児童虐待防止法が改正され、たとえ「しつけのため」という理由でも、親が子供に体罰を与えることは禁止になりました。

海外では体罰禁止で体罰だけでなくいじめも減少したケースも

海外では、スウェーデンが1979年に世界で初めて体罰禁止を法制化しました。法律が施行されると、スウェーデンでは体罰が減っただけでなく、子供たちの間のいじめも減少したそうです。

日本でも、今回の法改正により「体罰はいけない」という認識が広がり浸透すれば、暴力そのものが減ることも期待できます。

「しつけ」と「体罰」は明らかに違うもの

日本ではこれまで、しつけと虐待・体罰との境界がはっきりしていませんでした。しかし、しつけと虐待・体罰は明らかに違います。

しつけとは、子供が自分の頭で考え判断し、自立して生きていけるように、親や周囲が手助けやアドバイスをすることです。たたいたりどなったりして恐怖を与え、暴力でコントロールすることではありません。