●造精機能障害
→乏精子症・精子無力症・奇形精子症
症状の重症度により、ステップアップ治療をどこからスタートさせるかが変わります。
精巣を刺激するホルモン療法やビタミン、漢方薬などの投与により状況改善をめざす場合も。
→精索静脈瘤
精巣やその上の精索部にある静脈にこぶができてしまうもの。
血流の低下や温度上昇により、精子をつくる機能に悪影響が出ます。
→膿精液症
抗生物質を投与します。
炎症がひどい場合は女性側に感染のリスクがあるので、精液の原液を用いた人工授(AIH)は控えるべきです。
→非閉塞性無精子症
精子の通り道に問題はないが、精液中に精子が認められない状態。
精巣の中でも精子がほとんど認められないことが多いが、精巣の中を顕微鏡でさがし(MD-TESE)、精子が回収できれば顕微授精(ICSI)を行います。
●精路通過障害
→閉塞性無精子症
精子の通り道がふさがっているために精子が出られない状態。
精巣や精巣上体内には精子がいるので、それを回収し(TESE)、顕微授精を。精路再建術を行い、成功すれば自然妊娠の可能性も。
→逆行性射精
射精した感覚はあっても、精液が膀胱に流れ込む状態です。
膀胱内から精子を回収して、人工授精やART(高度生殖補助医療)を行います。
●性機能障害
→勃起障害(ED)
糖尿病や血管性、事故による脊椎損傷などの器質的な問題の場合は、その疾患や障害の治療を行います。心因性の場合は、カウンセリングやバイアグラなどの薬物治療も。
→射精障害(腟内射精不能症)
カウンセリングが有効な場合もありますが、マスターベーションが可能なら、人工授精や体外受精(IVF)が可能。
関連リンク:精子に問題があっても自覚症状はない?いない!少ない!はどうして起こるの?
『赤ちゃんが欲しい』よりWEB掲載のため再編集しています
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