毎日何気なく行っている「手洗い」。実は、よく洗ったつもりでも、汚れや菌が残っていることがあります。今回は、まだ自分で感染症対策ができない赤ちゃんを、外から持ち込まれる菌からしっかり守るための「正しい手の洗い方」を詳しく解説。
感染症専門医的「正しい手の洗い方」がコレ
子ども自身が自分で正しく手洗いすることも大切ですが、赤ちゃんに触れるパパ、ママも正しく手洗いできていますか?
自分で出歩けない赤ちゃんの場合、きょうだいやパパ、ママなど、周囲の人間によって外から持ち込まれたウイルスや菌が感染の原因となることがほとんどです。
外出先から帰ってきたとき、赤ちゃんに触れるときには、正しい手の洗い方を実践するようにしましょう。
【手洗いの前に】
使用する石けんは、殺菌力の高い薬用石けんが効果的です。固形石けんでも液体石けんでも、どちらでも構いません。ご家庭にある石けんで、丁寧に手を洗いましょう。

1. 流水で手をぬらし、石けんを泡立てる
手の甲や指の間なども忘れずに、手の全体をまんべんなく流水でぬらして、石けんを泡立てます。

2. 手のひらをこする
石けんが十分に泡立ったら、まずは両方の手のひらを合わせて、よくこすります。

3. 手の甲をこする
手のひらでもう片方の手の甲をよくこすり、もう一方の手の甲も同様にこすります。

4. 指先・つめの間も
1本1本の指先とつめの間も、石けんをつけてていねいにこすり、汚れを落としましょう。

5. 指の間を十分に
両方の手を組むようにして、指の間を洗い、指の間を1カ所ずつ、指でよくこすって汚れを落として。

6. 親指のつけ根も
親指を、もう一方の手のひら全体で包み、ねじるようにして親指のつけ根部分までよく洗います。

7. 手首までしっかり
手首も忘れずに、反対側の手でこするようにしてよく洗い、最後に泡を流水でよくすすぎます。
正しく手洗いをして病気を予防。
手洗いは、感染症予防の基本。外から病気を持ち込まないこと、家族が健康でいることが、赤ちゃんの健康を守るために何より大切なことです。
ぜひ、今回ご紹介した正しい手洗いを日々の習慣にして、感染症から赤ちゃんや小さな子どもを守りましょう。
監修/鈴木葉子先生 和洋女子大学保健センター長。学校医・産業医。東京女子医科大学附属東(現 足立)医療センター小児科准教授を経て、2018年から和洋女子大学家政学部健康栄養学科教授、22年から現職。小児科専門医、感染症専門医。
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取材・文/出村真理子 イラスト/さいとうあずみ




