カップルそれぞれのカラダのこと、受精について…。「赤ちゃんが欲しい」と思い、妊活するなかで、知っているようで知らないことが多いことに気がつきます。不妊治療の進め方もクリニックによって違いがありますね。セカンドオピニオンに聞きたいこともでてくるでしょう。
今回は、このままでいいの?という、ステップアップについての気がかりについて不妊治療専門ドクターにお答えいただきました。
Q まだ人工授精を続けていいの?
●質問者データ
34歳/子宮卵管造影検査異常なし、フーナー検査異常なし、精液検査問題なし、黄体機能不全
人工授精に挑戦中
病院に通う前に自己流のタイミング法を9ヶ月、通院を始めてからはタイミング法2回、人工授精1回にトライしました。
ドクターに「人工授精は6回くらいまで挑戦してみては」と言われたのですが、34歳という年齢を考えると、このまましばらく続けていいのか悩みます。
また、私は10年前に卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)で卵巣を一部切除しています。手術した側の卵巣からも排卵しているようですが、この手術と黄体機能不全は関係ありますか?
また、黄体機能不全に有効な治療法は? 現在は、飲み薬のルトラール(黄体ホルモン)と排卵後にhCG注射をしています。
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【ドクター回答】人工授精に5回くらいトライしてもいいでしょう
人工授精の1回あたりの妊娠率は5〜10%程度です。この治療で妊娠した人の多くは、5回目ぐらいまでに成功していることが多いので、5回前後はやってみる価値があると思います。
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黄体機能不全はむしろ排卵誘発剤の治療をします

卵巣嚢腫の手術と黄体機能不全との関連を気にされているようですが、必ずしも関連はありません。また、黄体機能は周期によってかなり変動します。
一般不妊治療では、卵胞の大きさが直径20mm前後になったらhCG注射を打って排卵を促し、デュファストンなどの黄体ホルモン剤を補充する治療法をしばしば行います。これにより、十分な着床環境をつくれると考えるからで、あなたの治療もこの考え方によるものでしょう。
しかし、黄体は排卵した後につくられるものなので、黄体機能不全では十分なよい排卵ができていない可能性があると考えて、排卵誘発剤の使用も選択肢に入れてはいかがでしょうか。
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