働く女性にとって、仕事をしながらの不妊治療は大きなテーマ。最近は出勤前や退勤後に通えるクリニックも増えてきましたが、それでも仕事と不妊治療を両立させるのは大変。思うように休みがとれなかったり、仕事のストレスが大きかったり…。設計士として働くおまめさん(29歳)も、そう感じるひとり。仕事をしながらタイミング療法と人工授精を続け、妊娠するまでのストーリーをご紹介します。
【100人の妊活・不妊治療記#001】みんながどんな妊活・不妊治療でママになったのか取材しています。(ご本人の年齢や検査の数値などは取材時点のものです)
職場は男性ばかりの技術職。「子どもは産まないのかな」と思われる日々
私はハウスメーカーで設計士として働いています。設計という仕事柄、周囲は男性が多く、女性はわずか。残業も多く、仕事のストレスは大きかったです。社内では結婚して1年ほどで赤ちゃんが誕生する人が多いなか、私は25歳で結婚し、2年たっても子どもができませんでした。会社では「子どもは考えてないのか?」と不思議に思っていた男性も多かったと思います。

お客さまと打ち合わせし、図面をひく設計の仕事。シャーペン、定規などの筆記用具は必須の仕事道具です
もともと生理周期は37~38日と長め。子どもをのぞんでいた私は、結婚後半年もたたないうちに近所のレディースクリニックへ通い始めました。とはいえ、そのころはそれほどまじめに通っていたわけではなく…。あくまで仕事を優先し、病院へは通える範囲で通ってタイミング指導を受ける、という感じでした。
でも半年すぎても妊娠の兆候はありません。このままではだめだ!と思い、まじめに通院を始めることに。子宮卵管造影検査を受けたのもこのころです。SNSで「痛い」と書かれているのを見ていましたが、やっぱり痛かったですね(笑)。でも卵管は通っていたし、ほかの検査も受けましたが、原因は見つかりませんでした。
結局、漢方薬を服用して排卵日を調整しながら、タイミング指導を続けることになったんです。
不妊治療を始めたものの、仕事優先で通院もままならず…
まじめにクリニックに通うようになったものの、私の中での優先順位は「1.仕事、2.不妊治療」でした。




