染色体数の異常を調べる検査「PGT−A」。その検査が受けられるクリニックへ転院した方の体験談を紹介するとともに、「迷われていたらまずは検査だけでも受けてほしいと思います」と言うドクターからのアドバイスも参考にしてください。
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「PGT−A」とは?
体外受精で得られた胚の染色体や遺伝子を調べて、異常がないと思われる胚を子宮に戻す検査を着床前検査といいます。
「PGT−A」は着床前検査の1つで、染色体の数の異常を調べるもの。正常と判定された胚を戻した場合でも、妊娠率は60~ 70% と必ず妊娠できるわけではありませんが、これまでの研究から流産率は明らかに下がることがわかっています。
したがって、流産を繰り返す人にとっては精神的、経済的負担を減らす効果が期待できます。現在は臨床研究という形で行っており、必要な条件を満たした人が対象となります。
医師からの提案に「ぜひやりたい!」と転院!

E・H さん
夫47歳、私39歳で結婚。半年後には通院を始め、私が40歳のときに体外受精をしました。2回の採卵で計10個の胚盤胞ができ、グレードも良好で期待したのですが…着床して陽性反応は出るものの、ことごとく育たないんです。子宮内膜も十分な厚さで移植しているのに、毎回流れてしまいました。
不育症の検査をはじめあらゆる検査をしましたが原因は見つからず、八方ふさがり状態に。そんなときドクターから「受精卵そのものを調べられるPGT−Aを受けてみては?」という提案があったんです。妊娠しない原因がわからないのがいちばんつらかったので、もしその原因がわかるなら、ぜひやりたいと思いました。
夫も「できる検査を全部やって、それでも授からないのだから、PGT−Aにかけるしかないね」と。
体外受精10回、流産を繰り返し…正常胚を移植してようやく妊娠
それでPGT−Aを受けられる病院へ転院。そこではグレードAAの胚盤胞が2個、ABが1個でき、すべてPGT−Aを行いました。「グレードがよくても、染色体数の異常が見つかることはある」とドクターから言われていましたが、その言葉どおりグレードAAの1個に異常が。正常胚の1つを移植し、42歳でようやく妊娠することができました。

あのときPGT−Aを提案してくれたドクターには本当に感謝しています。
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