はじめて不妊治療専門クリニックへ。そこでは、どんな検査を受けて、どんなアドバイスをしてもらえるの?今回は、生理不順で受診し、甲状腺の病気がわかったSさん(29歳)の体験談です。
「不育症外来」や「ブライダルチェック」も行っている、おおのたウィメンズクリニック埼玉大宮の大野田章代先生に、治療の経過などを解説してもらいました。
関連記事→お肌の調子がいいのはどの時期?便秘がちなのは?自分の生理サイクルを知ろう【医師監修マンガ】
【妊娠までの道】まさかの甲状腺の病気?紹介された専門クリニックへ
Sさん(29歳)
夫(30歳)
結婚1年/妊活歴1年
もともと月経不順で、月経と月経の間隔がすごく開くこともあれば、そうでもないときもありました。
それでもまだ20代だったので、結婚後は自己流でタイミングをとっていたのですが、排卵日を予測するのがむずかしく、1年続けても妊娠に至りませんでした。さすがに不妊なのかもしれないと思い、まずはくわしく調べてもらおうと、不妊治療専門クリニックを受診しました。
血液検査を受けると、甲状腺に関係するホルモンに異常があるという結果が出て、びっくり! まさか最初から異常が出るとは思ってもいませんでした。
先生から、「よりくわしく調べるため、甲状腺の精密検査も受けたほうがいい」とお話があり、近くの甲状腺専門クリニックを紹介されて受診。精密検査をした結果、橋本病で甲状腺の機能が低下していると診断されました。
足りないホルモンを補う薬を服用し始めて3カ月ぐらいすると、妊娠の許可が出たので、再び不妊治療専門クリニックを受診しました。
その後、タイミング指導を受けて3回トライしましたが妊娠しなかったため、人工授精にステップアップ。1回目で授かれなかったので、「人工授精でも妊娠できないのかも…」と不安になりました。
でも、そんなことを考えていると妊娠できないと思い直し、2回目をトライ!妊娠できたとわかったときはうれしかったと同時に、月経不順をほうっておかないでよかったと思いました。
次のページ>> 甲状腺の病気は自覚症状がないことも




