「E-girls」の初代リーダーDream Ayaさんが、『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』の表紙に!34歳で妊活を開始し、37歳で待ちこがれた“テンテン”ちゃんを腕に抱くまでの、3年余りの日々について聞きました。
前編を読む>>【Dream Ayaさん】3年余りの妊活の日々。2回の顕微授精でも受精卵ができない!【前編】
最初の採卵は元旦。初詣客のなかで痛みに耐える
――顕微授精するためには、採卵や採精をしなくてはいけません。採精に抵抗感のある男性は少なくないとも聞きますが、Ayaさんのご主人はいかがでしたか?
彼はとにかく明るくて前向きな体育会系なんです。採精もいやがることはなく「行ってきまーす!」「採ってきましたー!」って感じでした(笑)。それは救いでしたね。
ただ、私の採卵が…大変でした。とにかく痛くて痛くて。
それだけでなく、クリニックは家から1時間以上かかるのに、受診しても「今日はまだピーク(卵子がもっとも成熟するタイミング)じゃないですね、明日また来てください」と言われ、翌日もまた「まだでした」って。
予定が立たないので仕事は入れられないし、遠い病院に毎日通うのはものすごいストレスでした。
しかも、最初に採卵できたのは、なんと2023年の1月1日。ピークがたまたま元旦だったんです。始発の電車で、初詣客にまじって病院に行きました。しかも採卵がもう痛すぎて痛すぎて…。家に戻ったら、つらくて泣けてきました。
私の自宅は、夫の母と妹との二世帯住宅なので、年末年始も病院に通う私を見て、家族みんなが心配していました。義母も義妹も本当にやさしくて、「Ayaちゃんばかりが痛い思いをして」って。家族みんなにとって苦しいお正月でした。

私の卵子は受精卵にさえなれないんだ!
――それでも無事に採卵できたんですね。
顕微授精まで進み、クリニックで培養して胚盤胞まで育てたあとに移植する流れでした。ところが、採卵から1週間後、クリニックから電話がかかってきて「失敗でした」と言われました。
まさかそんなことある?って、びっくりしました。確かに採れた卵子の数は少なかったんですけれど、「また採卵からやり直しです」と言われたときには、「マジか~」って。つらかったです。
翌月、再び採卵して培養したのですが、1週間後にまたクリニックから電話がきて「失敗です」って淡々と告げられて…。
自分の卵子は受精卵にさえなれないのかって思うと、情けなくて悲しくて、電話を切ってから一人で泣き続けました。
――ご主人は何とおっしゃっていました?
泣いている私の肩をそっと抱いてくれる…みたいな人ではまったくないので(笑)。私が「ダメだった」と言うと、「そうか、じゃあ次だ!よし、次行くぞ!」って。ものすごく明るくて前向きなので、私も助かりました。
彼も傷ついていたと思うんです。でも私の前では決して暗い顔を見せなかった。「Ayaのほうがつらいんだから、オレなんて全然平気だよ!」って。感謝しています。
続きを読む>>【Dream Ayaさん】赤ちゃんにだって、生まれたいタイミングがある。それに気づいてラクになった【後編】
Profile●どりーむ・あやさん
1987年大阪府生まれ、37歳。2002年「Dream」加入、11年には「E-girls」としても活動を開始、17年卒業。現在はプロの写真家、クリエイターとして活躍中。Instagram @aya_dream04
撮影/瀬津貴裕(biswa.) ヘア&メイク/新井淑子 スタイリング/トリイクニコ(Luana) 取材・文/神素子
<あわせて読みたい記事>
●【小森純さんと不育症】下腹部で何かが弾けた感覚があって、トイレに行くとデニムにまで染みる出血。初期の流産でした
●私は41歳、夫は10歳年下。「不妊治療の最短フルコース希望」で始めたものの…【宮崎宣子アナウンサーの40代妊活〈前編〉】




