妊活メディア『あかほし(赤ちゃんが欲しい)』に届いた妊娠報告。今回は、6年間の妊活を経て授かったC・S(33歳)さんの不妊治療ストーリーをご紹介します。
関連記事→「次こそは!」長い不妊治療の日々が始まった【私が妊活ガチャ沼にハマって400万円を溶かした話】
「早く治療しなくちゃ!」不妊専門クリニックへ
私C・S(33歳)と夫(34歳)には2歳になる子どもがいます。歌とダンスが好きな元気な女の子。そんな愛しくてしかたない娘に会うまでには、6年の期間と400万円(※)ほどの費用がかかりました。
その期間、2つのクリニックで5回の採卵と6回の移植(体外受精)を経験。喜んでは落ち込んでの繰り返し、感情がぐじゃぐじゃだった不妊治療の紆余曲折をお伝えします。※不妊治療の保険診療開始前の治療費です。
私たちが顕微授精をするきっかけになったのは、夫の乏精子症が原因でした。夫は高度の乏精子症で自然妊娠が難しく、私たちが子どもを授かるには顕微授精しか方法はなかったのです。
関連記事→夫の検査をしてみたら〈男性不妊〉が判明したケースも。男性側の原因をチェック!
当時、わたしたちが住んでいた市では、顕微授精を行っているクリニックは2軒しかなく、知り合いに会いたくなかった私は、職場から離れているほうの病院を選びました。そして、顕微授精の知識がなくどのような治療をするのかわからなかったため、まずは説明を聞きに行くことに。
スタッフの方から説明を受けたときは、不妊治療の値段にも驚きましたが、いちばん気になったのは年齢を重ねるごとに下がっていく妊娠率です。当時20代だった私は、「妊娠の確率が高い間に、はやく治療しなくては!」と焦ったのを覚えています。
低刺激法からスタート!点鼻薬が大変で…
最初に行ったクリニックは、低刺激の排卵誘発法を推奨しているクリニックでした。
低刺激法とは、卵巣へのダメージを最小限に抑え、良質な卵子を育てる方法です。クリニックによって刺激法はそれぞれですが、その人の体のコンディションに合わせて自然周期で採卵する場合や、注射や内服薬を使用して卵胞を育てる場合があるようです。
関連記事→〈体外受精Q&A〉初めてでも安心!排卵誘発~採卵まで全部教えます【不妊治療専門医監修】
私の場合は卵が育ちにくかったこともあり、注射と飲み薬の両方を使用して卵を育てていきました。もともと薬を飲む習慣がなかったため、毎日忘れないように携帯のアラームをセットしたり、薬を見えるところに置いたり、自分なりに工夫をしていました。
なかでも一番大変だったのが、採卵前日の排卵を抑制するために行う点鼻薬です。看護師さんから「これを忘れると今までの努力が水の泡だからね!忘れた人から泣きながら電話がかかってくることもあるから気を付けて!」と念を押され、必死に指定された夜中の1時まで起きて点鼻しました。
次のページ>> モニターを見る余裕なんてナシ!




