基礎知識

生理のたびに500~1000個減っていく!?〈卵子の老化〉止めることは無理…でも!対策をドクターに聞きました

卵子の老化

「卵子の老化」という言葉を聞いたことはありますか?なぜ卵子は老化するの?老化を止める術はないの?妊娠にも関係する卵子の老化について、 オーク住吉産婦人科の田口早桐先生に伺いました。

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卵子が老化するメカニズム

精子と違って、卵子は日に日に減少します

思春期以降、常に精子をつくり続ける男性と違い、女性の卵子の数は年齢が高くなるにつれて減っていきます。

卵子は「卵胞」と呼ばれる袋の中に入っていて、胎児のときが約700万個とピークで、誕生後が約100万個にまで減少。思春期には約20万個にまで減り、その後は月経(生理)のたびに500~1000個の卵胞が失われていきます。

35歳には約2万~3万個になり、やがて50歳ごろに閉経を迎えて卵子の数は0に。数が低下するだけでなく、卵巣機能も低下していきます。

卵子の老化が始まるのは20代後半以降で、はっきりと妊娠率が落ち始めるのは33歳から。さらに37歳以降はグンと下がります。卵子が少なくなってだんだん妊娠率が下がるのは、女性として生まれてきた以上は、いたし方ないことといえます。

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卵子の老化の大きな原因の一つが“酸化ストレス”

卵子の老化は止めることはできないけれど遅らせることは可能

卵子の老化

卵子の老化を完全に止めるには「卵子凍結」しかありません。ただ、卵子の老化を止めることは無理でも遅らせることは可能です。そのキーワードは「卵子のアンチエイジング」。

卵子の老化を遅らせる方法のひとつが、酸化ストレスをなくすこと。細胞内には、呼吸で取り込んだ酸素からエネルギーをつくり出すミトコンドリアという器官があります。このミトコンドリアの機能が低下すると、酸化ストレスの原因になる活性酸素が体内で過剰につくられ、卵子の染色体異常につながります。

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