やらなきゃいけないと思っていても、なかなか進まない部屋の片づけ。途中で昔のアルバムや漫画が出てきてつい読みふけってしまい、気づけばとっぷり日が暮れている・・・なんて経験は、誰しも少なからずあるはず。
でも実は、部屋が片づけられない原因は「大人の発達障害」が関係しているかもしれません。発達障害を専門とする児童精神医学の第一人者、星野仁彦先生にお話を伺いました。
発達障害の人は部屋を片づけるのが苦手
発達障害の人は、集中することが苦手なため、片づけている途中でほかのことに関心が移ってしまい、結局散らかったままになってしまいがち。
また、他人にとっては価値のないものでも、本人はなかなか捨てる決心がつかずに、どんどん物が増えてしまうというケースも。最終的にはどこから手をつけたらよいかわからなくなってしまいます。

自分でできる対処法
①一度にやろうとせず時間や場所を決めて片づける
片づけは一度に全部やろうとすると途中で飽きてしまいます。「1日10分間だけ」「今日は引き出しの一段目だけ」など、時間や場所をこまかく区切って行いましょう。
②片付けを毎日の「やることリスト」に加えて習慣化する
「やることリスト」のひとつとして組み込み、片づけを習慣化しましょう。捨てる決心がつかないものは「週末までには捨てる」と決めて、一時保管ボックスに。こうすることで、心に負担を感じずに片づけを進められます。
周りの人ができる対処法
片づけのスケジュールを立て、できたらたくさんほめる
本人にまかせるのではなく、まわりの人も一緒にスケジュールを立ててあげましょう。片づけができたら「きれいになったよ、ありがとう」「とても助かったよ」とほめたり感謝の気持ちを伝えてあげて。本人のモチベーションをアップさせてあげましょう。
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監修/小野陽子先生(産婦人科専門医)、星野仁彦先生(児童精神科医)、愛波 文さん(乳幼児睡眠コンサルタント)、細川モモさん(予防医療コンサルタント)、石蔵文信先生(循環器科内科医・心療内科医)
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イラスト/松元まり子




