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2021.09.27

ママパパの生活

田中美保さん「いつも誰かに頼れるわけじゃない。助けてもらっても、返せるものが何もない・・・。と思っていた」

photo by Shiroki Tsutomu

二児の母でありモデルであり、妻である田中美保さんの連載。育児に追われる毎日のリアルな生活から、ママやベビーファッションまで編集部が根掘り葉掘り聞いちゃいます!第2回目は、2歳差育児と子どもの体調不良について。美保さんの言葉に共感するママパパは多いはず!

まだまだ小さい0歳とイヤイヤ期2歳の子育て真っ只中!

田中美保みなさんこんにちは!田中美保です。

連載1回目では、私のはじめて育児についてお話しさせていただきましたが、今回は2歳差の二人育児のお話です。

今回もてんやわんやな毎日をお話しさせていただくので、私の連載がママやパパに役立っているとは正直、思えませんが(すいません!)・・・、愛おしさと大変さが混ざり合った時期をみんなと共有できたり、一人じゃないよ!と少しでも思ってもらえたら嬉しいです!

子育ては、赤ちゃん一人だけでも大変!と思っていたので、二人いたらそれはそれは大変だろうなと覚悟はありました。2歳差なので上の子はイヤイヤ期。そしてきっと赤ちゃん返りもあるだろうなと。自分の24時間をなんとなく想像していたのですが、それを上回る大変なことが起きてしまって・・・。

生きた心地がしなかった上の子の熱性痙攣

田中美保それは、上の子の熱性痙攣。

発熱してから突然のことだったので、私自身パニック状態でした。病院から戻ってきて熱性痙攣についてネットで調べていたら、半分くらいのお子さんが1回だけしかならないと書かれているものがあって、少し安心していたんです。それが、うちの子は1ヶ月で4回も起きてしまって・・・。

そう、子育てはいつも想定外だらけ。

熱性痙攣を経験してからまたいつ起こってしまうんだろうと、とにかく不安でした。毎日のように『熱性痙攣』で検索をしまくり、ありとあらゆる記事を読んでいました。でもやっぱり不安はぬぐえず・・・。いろいろとネガティブなことばかり考えていた時期もありました。

体温計を肌身離さず持って、30分起きに二人の子供の体温を測ったり、救急病院の電話番号を常に見えるところに置いていたり。そんなことをやっているうちに、次に起きてしまったらどうしようという気持ちから、「私、この先お仕事できるのかな?」という想像までしてしまって、心がボッキボキに折れてました(苦笑)。

上の子が発熱して、それが下の子にうつって入院なんてことになったらどうしよう?とか、私1人のときに上の子にまた熱性痙攣が起きてしまったら、二人の子をどうすればいいだろうとか、よくないことをどんどん想像してしまっていましたね。

不幸中の幸いだったのが、熱性痙攣が起きた時に夫も一緒にいてくれたこと。二人で対応する事ができたので、心強かったです。

やっと少しだけ生活が落ち着いたときに、先の心配をしすぎても仕方がないかなと思えました。

今はとにかく毎日を健康に過ごせるよう、睡眠や食事をしっかりとるように心がけています。といってもやっぱり発熱しないか、ついつい気になってしまうのですが・・・。二人の子供をよく観察するようになりました。やっぱり心配は尽きないですね。

下の子の新生児期は、ほとんど記憶がない!?

田中美保上の子が発熱したり、熱性痙攣で大変だったので、下の子の新生児期の記憶がほとんどなくて。毎日が怒涛のように過ぎていったので、気がついたら数ヶ月が経っていました(苦笑)。

とはいっても、退院直後はなかなか寝ないということはありました。夫と二人で「あれ?全然寝ないね?」って、最初は1時間おきくらいの間隔で起きる日々で。「新生児といっても、もう少し寝てたよね?」とか、「一人目が大変だと二人めはラクとかいうよね?」って思いながら、毎日が過ぎてました。

上の子がはじめてだらけであれだけ大変だったのに、すっかり忘れて新生児の子育てもまたイチからという感じでしたね。

下の子も数ヶ月経って、少しずつ1日のリズムができてきました。あやすと笑うようになったり、「うーあー」とおしゃべりするようになったり。日々成長しているなと感じているし、癒されています。

今は、二人の子どもが寝た後のまんがタイムが唯一のリラックスできる時間。至福の時です♡

誰かに「頼るチカラ」をつけていきましょう!

田中美保やっと少しずつお仕事をスタートしたけれど、それまでは一日中パジャマで過ごしてました(笑)。お風呂のあとはとにかく子供が風邪をひかないようにと、自分のメンテナンスはあとでいいか!という感じで気がついたら化粧水もつけてない・・・なんてことも。

下の子を抱っこしていると上の子も抱っこをせがんでくるので、前と後ろでおんぶと抱っこをして、約20キロを背負って抱いてあやす、なんとこともしょっちゅうですね。

下の子を産んだ直後からこんな毎日なのに、上の子の時と変わらず、周りの人にどうやって頼っていいかわかりませんでした。というのも、いつもいつも誰かに頼れるわけじゃない。だからそれを当てにしてしまうことが、ある意味怖かったんですよね。

しかも助けてもらっても、今の私には何も返せるものがなくて。そういう意味でもなかなか誰かに頼るということが難しかったんです。

だけど、やっぱり二人の子育てとなると限界で。今はその「頼れない」という考え方を完全にやめました。夫はもちろん、親、友達、ベビーシッターさんに頼るようにしています。

だから、これを読んでいる子育て中の方や妊婦の皆さんには、「頼るチカラを身につけましょう!」と力説したいです。もしお友達や親だと気を使っちゃうという人は、行政の力を借りてもいいと思います。とにかく一人で全てをやろうとしないこと!無理矢理にでも誰かに頼ることをしてほしいなと思います。

とこんなアドバイスのようなことを言っていても、今でも二人の育児に悪戦苦闘しているんですけどね!

今日は上の子のイヤイヤもほとんどなかったし、下の子をあやしてくれた♡なんて日もあれば、翌日は起きてから寝るまでイヤイヤ絶好調!なんてことも・・・。

3歩進んで2歩下がる状態です(笑)。

上の子をなるべく優先したほうがいいと本やネットなどにはあるけれど、なかなかそうもいかず「ちょっと待ってね」の日々。「ああ、今日も怒っちゃったなー」なんて毎日反省ばかりで、いつか怒らないようになりたいって思いながら過ごしています。

<<<前の話「窓の向こうに朝日を見た時、私は赤ちゃんと一緒に泣いた・・・!」
次の話>>>「ママバッグとその中身。足りなくて困るよりは、あれやこれやと持っていく私です!」

※着用している洋服やアクセサリーは全て本人私物です。

撮影/白木努(PEACE MONKEY) ヘアメイク/渡辺真由美(GON.) 取材&文/溝手順子

【PROFILE】 田中 美保 モデル

様々な雑誌で表紙を飾る人気モデル。ファッション誌のほかラジオやCMなどでも活躍中。日々のことを綴ったインスタグラム@miho12tanakaにもファンが多い。2歳と0歳のお子さんをもつ二児の母。

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