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赤ちゃんのおしっこトラブル。おむつ替え時に「色・量・熱」をチェックして【専門医監修】

赤ちゃんのおしっこトラブル。おむつ替え時に「色・量・熱」をチェックして【専門医監修】

おむつ替えのとき、普段と比べておしっこの色が濃かったり、においが強いと心配になりますよね。赤ちゃんのおしっこトラブルについて、子供の排便外来に勤務する専門ドクターに聞きました。

赤ちゃんの場合、おしっこトラブルは少なめ。熱が続くときは要注意

おしっこは、生まれつきの腎臓の病気や尿路奇形がなければ、赤ちゃん時代のトラブルは多くありません。色やにおいは、食べ物や排泄の回数で変化します。機嫌よく過ごせているなら、まず大丈夫。

おしっこがオレンジに近い色で、量が少ない場合は「脱水」の疑いが。十分に水分をとらせましょう。

また、尿道から細菌が入ると炎症が広がり、尿路感染症(「膀胱炎」や「腎盂腎炎」)を起こすことがあります。原因不明の熱が続くときは、早めに受診をしてください。

尿路感染症とは

・主な症状:発熱・排尿時痛・おしっこの出が悪くなる

バイ菌が繁殖して腎臓や膀胱に炎症を起こします

膀胱に炎症を起こした場合は膀胱炎、腎盂の場合は腎盂炎と区別しますが、子どもは併発することが多いので、まとめて尿路感染症といいます。とくに女の子は尿道が短く、バイ菌が膀胱に入りやすい傾向が。日ごろから清潔と水分補給を心がけましょう。

【治療】抗生剤の投与もしくは、軽症の場合は内服薬で治します

抗生剤の投与で2~3日でよくなります。軽症なら内服薬でも十分に治りますが、赤ちゃんの場合、敗血症(感染症がきっかけで起こる全身性炎症反応性症候群)などを引き起こすことも少なくなく、そのときには入院し。抗生剤の投与が必要。何度も繰り返す場合は小児科か泌尿器科で検査してもらいましょう。

先生に質問!赤ちゃんのおしっこQ&A

Q.おしっこのにおいがいつもより強いような気がします(1歳3ヶ月)

飲む量が少ないとおしっこが濃くなり、においが強くなります

おしっこ特有のアンモニア臭がいつもより強いのは、水分をとる量が少なく、おしっこが濃縮されたのでしょう。すっぱいようなにおいは、性器の汚れが原因の可能性が。汚れをきちんと落としましょう。

1日に2回しかおしっこをしません。大丈夫でしょうか?(2歳)

回数が少ないので、食事や飲み物で十分な水分を与えて

おしっこの回数には個人差がありますが、2~3歳は1日8~10回くらいです。膀胱に尿がためられるようになり回数が減るころですが、それでも2回は少なめ。食事も含めて、水分を十分にとらせるようにしましょう。

記事を読む⇒⇒⇒赤ちゃんのうんちが黒・赤・白は病気のサイン?症例写真で見る病気の見分け方

【監修】 中野 美和子 日本小児外科学会指導医

神戸大学医学部卒。慶應義塾大学医学部外科、国立小児病院、さいたま市立病院を経て、現在同病院で開設した排便外来(非常勤)にて治療を続ける。学校法人神戸学園、熊本大学病院小児外科・移植外科所属。

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