加藤レディスクリニックでは、「栄養外胚葉」「内細胞塊」の状態や成長速度、採卵時の年齢などから、胚盤胞のグレードを評価しています。

まいか え⁉ 透明帯って、とり除いても大丈夫なんですか? 赤ちゃんの一部がなくなってしまいませんか?
加藤院長 赤ちゃんになる部分と胎盤になる部分は胚盤胞の内側にあって、透明帯は胚盤胞の外側全体を包んでいるものです。本来、透明帯から胚盤胞が出れば不要になるもので、透明帯が赤ちゃんの一部になるわけではないので、心配ないですよ。
まいか あー、安心しました! では、透明帯は全部とり除いてしまうのですか?
加藤院長 「アシステッドハッチング」には透明帯を全部とり除く方法、透明帯の一部をとり除く方法、透明帯を薄くする方法の3つがあって、クリニックによって選択する方法はそれぞれです。
当院では、透明帯を全部とり除いていますが、それは一部だけとり除く方法では出てこられない胚もあるためです。
まいか すべての受精卵に行うのですか?
加藤院長 凍結胚盤胞に対しては、ほぼ全例に行っています。理由は、凍結すると透明帯が硬くなり、胚が孵化しにくくなるためです。当院の胚盤胞移植はほぼ凍結融解胚移植なので、ほとんどの胚に行うのです。新鮮胚移植の場合は、必ずしも行わなくてもよいと思います。
また、凍結融解胚移植でも、全例に行っていないクリニックもあります。その場合にアシステッドハッチングがすすめられるのは、透明帯が硬い・厚い、高年齢、何度か良好な胚を戻しているのに妊娠しないなどが考えられます。
新鮮胚移植と凍結融解胚移植の違い
新鮮胚移植
採卵した周期に受精卵を子宮に移植する方法。採卵の2~3日後に移植する「新鮮分割胚移植」と、採卵の5日後に移植する「新鮮胚盤胞移植」とがあります。
凍結融解胚移植
採卵した周期に、分割胚あるいは胚盤胞まで育てたあとに凍結し、翌周期以降に移植する方法。採卵した周期より子宮内膜がよい状態で移植することができ、新鮮胚移植に比べて妊娠率が高くなります。
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