元宝塚歌劇団月組トップスター・瀬奈じゅんさんは2年間の不妊治療(7回の体外受精)の末、夫の千田真司さんと話し合いを重ね、3年前に特別養子縁組で男の子を迎えました。
そんなおふたりに、あかほし読者から寄せられたお悩みに答えていただきました。
瀬奈じゅんさんのインタビューはこちらから⬇︎
不妊治療を終え、特別養子縁組でママ&パパに。瀬奈じゅん&千田真司さん夫婦インタビュー
特別養子縁組お悩み相談室

©︎Miki Hasegawa
Q.血がつながっていなくても愛せる?
特別養子縁組に興味がありますが、血のつながらない子どもでも実の子と同じように愛せるのか、正直、自信がありません。おふたりはどうでしたか。
(Eさん/39歳・べビ待ち歴3年)
実際に養子を迎えたご家族をご自分の目で見てみて
千田真司 :僕はチャイルドマインダーというイギリスの保育資格を持っていて、時々ベビーシッターをしていたのですが、どの子も同じようにかわいいし、もし万一親御さんに何かあっても、僕はきっと愛情を持って育てられると思っていました。
だから血のつながりがなくても愛せるかどうかということに不安はなかったですね。
もちろん、血のつながりにこだわるかたもいらっしゃると思うので、みなさんに特別養子縁組をおすすめしようとは思っていません。ただ、もし興味があるけど、そこで迷っているかたがいたら、あっせん団体の説明会などで、実際に養子を迎えたご家族を自分の目で見るのが一番だと思います。
瀬奈じゅん :私たちも団体の説明会で特別養子縁組のご家族の幸せな姿を見て安心し、一歩踏み出す勇気をもらいました。いっしょに暮らしていると似てくるといいますが、その親子の顔がそっくりなので驚きました。
実はうちの息子も最近、パパに似ているねと言われることがふえました。変な口ぐせまで似てきたようです(笑)。血のつながりもそうですが、やはり育った環境が大事なのではないかと思っています。
Q.世間の目が気になってしまいます…
長年の不妊治療にピリオドを打って、養子を迎えたい気持ちはありますが、世間からどう思われるのかが気になってしまいます。おふたりは偏見を感じたことはありますか。また、周囲の理解を得るために心がけていることはありますか。
(Mさん/ 36歳・ベビ待ち歴3年)
さまざまな家族のカタチが許容されつつあります
千田真司:僕たちは人前に出る仕事なので、特別養子縁組で息子を授かったことを公表していますが、ありがたいことに、そのことで批判されたり、偏見を感じたことはありません。
昔と異なり、ステップファミリーや特別養子縁組など、さまざまな家族のカタチが許容されつつあります。
僕たちは養子であることをなるべく伝えるようにしています。もちろん道で出会った人全員に言って回る必要はありませんが、次に会う機会のある人には大体伝えます。 隠そうとすると何かしらひずみが出てくるので、むしろオープンにしたほうがいいと考えています。

生後5日目の息子さんと対面し、はじめて抱っこした瀬奈さん。
「まだ見えてないはずなのに、私の声を頼りに一生懸命私を感じようとしてくれてるようでした。この瞬間は一生忘れない」




