赤ちゃんを迎えるために、妊活中の女性が気をつけるべき心と体のケアや生活習慣とは?プレコンセプションケアの普及に力を入れている「さっぽろARTクリニックn24」の藤本尚院長に聞きました。
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【質問】卵子の質を上げる食べ物があれば知りたいです!
体外受精にトライ中ですが、40歳という年齢のせいか、グレードのよい卵子が育たず、空胞の場合も多いです。卵子の質を上げる食べ物ってありますか?(40歳・妊活歴3年)

【回答】加齢に逆らって卵子の質を上げることはできません
「卵子の質を上げるにはどうすればいいですか?」とよく聞かれるのですが、卵子の質は年齢とともに下がっていくので、残念ながら加齢に逆らって質を上げることはできません。魔法のような若返りの薬が売っていないのと同じです。
胚(受精卵)のグレードと卵子の質を混同している人も多いのですが、胚のグレードはあくまでも外見の評価。たとえば見た目(グレード)がまったく同じ胚が2つあったとしても、30 歳の胚と40 歳の胚では妊娠率は違います。要は中身の質が違うということです。
卵子の質を下げないために抗酸化作用のある食材を
ただ、卵子の質を上げることはできないけれど、下がらないようにすることはできるかもしれません。
年齢とともに卵子の質が下がっていく主な原因は細胞の酸化(体のサビ)なので、抗酸化作用のある食材を多くとるのも手。
ビタミンA・C・E やカロテノイドを多く含むブロッコリー、ほうれんそう、赤ピーマン、かぼちゃなどの緑黄色野菜や、ポリフェノールを多く含むブルーベリー、大豆なども抗酸化作用があります。コエンザイムQ10 やレスベラトロールなどの抗酸化サプリを飲むのもいいでしょう。
また、酸化のダメージを助長する「糖化」(体のコゲ)を防ぐ=抗糖化のために、なるべく糖分を控え、精製された白砂糖からミネラルを多く含むてんさい糖やきび砂糖にかえたり、白米から玄米にかえたりするのもいいですね。
何を食べたら卵子の老化防止にどれだけの効果があると実証されているわけではありませんが、将来の妊娠のために無理なくできることから始めてみてはいかがでしょうか。
*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい 』の記事を再編集しています。
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