多嚢胞性卵巣症候群が判明!驚いたけれど、気持ちがラクに
三人目の妊活も、前回同様に、「先生にタイミングを教えてもらおう」と気楽な気持ちで産婦人科に向かったんです。私としては長女や次女のときと同じ流れでタイミング法の指導が進むと想定していたのですが、ここでは違いました。
先生は検査するや否や、「二人のお子さん、本当に自然妊娠できたんですか⁉」「これで自然妊娠できたなんて、すごいですよ」と、ものすごく驚いていて。先生のそのリアクションに、私も驚きました。
私は「多嚢胞性卵巣症候群」だったんです。
普通は卵巣の中の卵子が1つだけ大きく育って排卵するのですが、多嚢胞性卵巣症候群は、卵胞の中の卵子がどれも十分に成長しないまま、排卵しないんです。そのため、卵巣に未成熟な卵胞が多数できてしまうもの。
多嚢胞性卵巣症候群は病気ではなく体質といわれていますが、妊娠しづらい傾向にあります。
症状としては無月経になったり、ホルモンバランスの乱れでニキビができたりするそうなのですが、話を聞けば聞くほど、自分に当てはまる点が多くありました。もちろん、予想外の出来事だったので驚いたのですが、先生の説明を聞いて、実は気持ちがラクになったんです。
というのも、これまで生理不順が続いていたり、妊娠しづらかったりするのは「なぜだろう」とずっと引っかかっていたから。このとき、「なるほど!多嚢胞性卵巣症候群だったからなんだ」と、腑に落ちました。同時に、ずっとわからなかった謎が解けたような感覚で、気持ちがふと軽くなったんです。
それから、先生が「赤ちゃんができないわけじゃないですよ」と強調して言ってくださったことも心強かったです。そのおかげもあって、多嚢胞性卵巣症候群だと判明しても特別心配になったり、恐怖心が生まれたりすることはありませんでした。
夫もそのことを知って、多嚢胞性卵巣症候群について自分で調べたりしていたようです。でも、私と話すときは冗談交じりの自然体な会話をしてくれました。それが彼なりのやさしさだし、そのおかげで私もネガティブにならず、笑顔でいられたのだと思います。
排卵誘発剤による治療をして、妊娠
多嚢胞性卵巣症候群がわかったあとは、先生と相談のうえ、排卵誘発の飲み薬と注射による治療を行うことになりました。ところが、最初に処方されたクロミッドという飲み薬が体に合いませんでした。
さらに、副作用として説明を受けていた症状が私の場合は出てしまい、子宮内膜が薄くなり着床しづらくなってしまったんです。そのため、途中で薬を変えてもらいました。レトロゾールという薬に変更してからは、私の体には合っていたようで、順調に服用できました。
こういった治療を進めていき、結果的には1年かからず三人目を妊娠することができました。

第3子は男の子!
実は、妊娠した月は排卵誘発の注射を使っていないんです。注射をする予定で病院に行ったのですが、すでに排卵しているか卵が育っていないかのいずれかだろうということで、この月は注射をしなかったんです。まさか、注射を見送った月に妊娠できるとは思ってもいなかったので、私も先生も驚きました。
それに、長女と次女のときより年齢を重ねていましたから、正直なところ、不妊治療のステップアップも視野に入れないといけないのかなという気持ちもなんとなくあったんです。そんな思いがあるなかでの自然妊娠だったので、とてもうれしかったですね。

5人家族になりました。
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