「卵子の老化」という言葉を聞いたことはありますか?なぜ卵子は老化するの?老化を止める術はないの?妊娠にも関係する卵子の老化について、 オーク住吉産婦人科の田口早桐先生に伺いました。
関連記事→卵子も精子も日々老化。赤ちゃんが欲しいだけなのに…【私が妊活ガチャ沼にハマって400万円を溶かした話】(8)
卵子が老化するメカニズム
精子と違って、卵子は日に日に減少します
思春期以降、常に精子をつくり続ける男性と違い、女性の卵子の数は年齢が高くなるにつれて減っていきます。
卵子は「卵胞」と呼ばれる袋の中に入っていて、胎児のときが約700万個とピークで、誕生後が約100万個にまで減少。思春期には約20万個にまで減り、その後は月経(生理)のたびに500~1000個の卵胞が失われていきます。
35歳には約2万~3万個になり、やがて50歳ごろに閉経を迎えて卵子の数は0に。数が低下するだけでなく、卵巣機能も低下していきます。
卵子の老化が始まるのは20代後半以降で、はっきりと妊娠率が落ち始めるのは33歳から。さらに37歳以降はグンと下がります。卵子が少なくなってだんだん妊娠率が下がるのは、女性として生まれてきた以上は、いたし方ないことといえます。
関連記事→チャンスは1カ月に5日間!?【タイミング法】卵子と精子が出会う最適日を知る方法とは?〈医師監修〉
卵子の老化の大きな原因の一つが“酸化ストレス”
卵子の老化は止めることはできないけれど遅らせることは可能

卵子の老化を完全に止めるには「卵子凍結」しかありません。ただ、卵子の老化を止めることは無理でも遅らせることは可能です。そのキーワードは「卵子のアンチエイジング」。
卵子の老化を遅らせる方法のひとつが、酸化ストレスをなくすこと。細胞内には、呼吸で取り込んだ酸素からエネルギーをつくり出すミトコンドリアという器官があります。このミトコンドリアの機能が低下すると、酸化ストレスの原因になる活性酸素が体内で過剰につくられ、卵子の染色体異常につながります。
関連記事→30代半ばの私にはもう時間がないのかも。37歳で「卵子凍結をする!」そう決断して【卵子凍結体験談・前編】
次のページ>> 抗酸化力アップの生活習慣とは?




