【ドクターからのアドバイス】過去より現在を丁寧に受け止めて
過去のことをあれこれ言うよりも、現在、治療を始められたこと、共通の目標を持てたことの喜びを丁寧に受け止めて、それを夫への感謝として伝えてみてください。妊娠はいくら努力しても実らないこともありますが、夫婦関係は努力で改善していけるのですから。

辻先生からメッセージ
「現在の不妊治療は“一刻も早く子どもをつくる医療”になりがちです。だから、本来は自然な妊娠であるタイミング法が不自然なプレッシャーを夫婦に与え、結果的にセックスレスをふやしているのです。
人工授精や体外受精という方法を選べば、セックスレスで子どもを授かることもできるでしょう。ですが、やはり妊娠の基本は夫婦のセックスです。そしてセックスは、いったん失われてしまうとなかなか取り戻せない繊細なものなのです」
志馬先生からメッセージ
「セックスとは、夫婦の大切なコミュニケーションのひとつ。これをどう考えるのか、相手はしたいのか、したくないのか、ほかのコミュニケーションで代用できるのか、それを丁寧に話し合うことで、夫婦の未来が変わっていくのだと思います」
〈アドバイスくださったドクター〉
辻 祐治先生
男性不妊を専門とする医師。2003年、天神つじクリニック(福岡市)を開設。2008年、恵比寿つじクリニック(東京)を開設し院長に。日本でも数少ない、男性医師による男性不妊治療を行っている。
志馬千佳先生
志馬クリニック四条烏丸院長。産婦人科医・漢方医。滋賀医科大学医学部卒業。京都大学医学部附属病院産婦人科、越田クリニック(大阪市)産婦人科医長などをへて、2012年5月より現職。
*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』の記事を再編集しています。
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