【ドクターアドバイス】性交障害と不妊治療は分けて考えることが大切
S・Kさんには、「まず、性交障害と不妊治療は違う観点で考えましょう」とお話ししました。性交障害は改善するまでに時間がかかり、心理的なストレスがかかるとさらに悪化してしまいます。
それに対して、不妊治療は妊娠というゴールがあるので、どうしても早く妊娠したいと思うのが普通です。結果を早く求めたい不妊治療をする中で性交障害を改善しようとしても、うまくセックスできない=妊娠できないということから、男性にとっては大きなプレッシャーになってしまいます。
その結果、セックス自体ができなくなる、という悪循環に陥ることが少なくありません。
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夫の精液検査には問題がなかったので、セックスにこだわらず、人工授精にとり組むことを提案しました。それによって男性側のセックスへのプレッシャーを緩和しようというのが狙いです。
そのうえで、もし、チャンスがあれば、人工授精を行いながらタイミングをとってみてくださいと話しました。人工授精3回目で妊娠しなかったときには、体外受精という選択肢の提案も行いました。
ただし、治療方法を決めるのは、あくまで患者さんご自身です。納得して選択いただけるよう、妊娠率やスケジュール、費用などについて、きちんとご説明するようにしています。
*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』の記事を再編集しています。
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