でも、これから妊娠をめざすプレコン世代の女性の中には「きれいになりたい」という気持ちから無理なダイエットをしている方も少なくありません。
「きれいになる」ためには、心も体も健康でいることが大前提となります。そして体の中が必要な栄養素で満たされていること。それらがあって、はじめて髪の美しさや肌のきれいさが成り立つと考えてください。
では、心と体を健康な状態にするために食事ではどんなことに気をつけたらいいかを解説します。
カロリー=命を維持するための「財産」
20代女性が1日に摂取を推奨されているのが2000キロカロリー。それに比べて日本では1600キロカロリーしかとっていない状況です(2019年調べ)。
摂取したカロリーは、まず生命を維持するために使われていくので、カロリーが不足してしまうと、ぐっすり眠れない、PMS、頭痛、貧血など体の不具合が引き起こされてしまいます。しっかり必要なカロリーをとるように心がけてください。
たとえば貧血ぎみだからと鉄分などが含まれたサプリメントをとっている人もいらっしゃると思いますが、そもそもの栄養が行き届いていないとサプリメントも十分な効果を発揮することができません。しっかり、カロリーと栄養をとるようにしてください。
しっかりカロリーがとれているかを確認する目安がBMIと体脂肪率
しっかりカロリーがとれているかを確認する指標になるのがBMI(Body Mass index)です。
BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出し、出てきた数値によって低体重(やせ)、普通体重、肥満(1度)、肥満(2度)、肥満(3度)の5段階にわけられます。算出された数値が普通体重に相当する18.5~25未満であれば、食べている量と消費しているエネルギー(カロリー)量のバランスがいいということになります。
もう1つ注目したいのが、体脂肪率です。これは栄養状態の指標の1つで、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどの必要な栄養素がとれているかを確認できます。
今、当院の患者さまで多いのがBMI的には「やせ」に入るのに、体脂肪率が「肥満」のカテゴリに入る人です。
きちんとした食事の代わりにお菓子のような栄養素のないものを食べていると「エンプティカロリー」といって、カロリーはあるけれど、しっかりと栄養がとれていないという結果が出る場合もあります。
体脂肪率を適正な数値にするためには、5大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル)をしっかりとることが大切です。
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そうはいってもわたしたちは栄養素を食べているわけではありません。




