多くの夫婦が抱える「赤ちゃんができない」という悩み。赤ちゃんを希望する年齢が高くなっていることもあり、不妊に悩む夫婦は増加傾向にあります。しかし、不妊治療には時間的なリミットがあります。
体外受精を検討したときに、まずはクリニックのセミナーへの参加を考える方も多いでしょう。セミナーで注目すべきポイントを、山下レディースクリニックの院長・山下正紀先生に教えてもらいました。
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【質問】クリニックの体外受精セミナーに参加するとき確認しておきたいポイントは?
〈質問者データ〉
36歳/夫の年齢40代
妊活歴2年半
現在の状況:人工授精8回
体外受精へのステップアップを考えています。まずは、クリニックの体外受精セミナーに参加しようと思っているのですが、どんな点を確認しておくべきですか?
【お答え】卵巣刺激の方法と体外受精、顕微授精を選択する目安を聞きましょう
セミナーで話を聞く際のポイントは2つあります。
①「卵巣刺激の方法」
卵巣刺激には「高刺激法」と「低刺激法」があり、卵巣予備能が保たれている方なら、世界的に主流は高刺激法です。これは、月経開始3日目ごろから連日注射を打って複数の卵を育て、一度の採卵でより多くの卵を採取することをめざすものです。
胚は凍結し、1個ずつ融解して子宮に戻します。採卵をくり返さずにすみ、残る凍結胚があれば、2人目の治療にも挑めます。
一方、低刺激法は最小限の排卵誘発剤を使う方法で、高刺激でも卵巣が反応しにくいかたや、高年齢のかた向けの治療法です。
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②体外受精と顕微授精を選択する目安
基本的には精子の状態によって選択しますが、施設ごとに基準が異なります。必要以上に顕微授精を選択するのは費用もかかります。これをどう考えるかが、施設の治療方針をあらわしているといえます。
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