多くの夫婦が抱える「赤ちゃんができない」という悩み。赤ちゃんを希望する年齢が高くなっていることもあり、不妊に悩む夫婦は増加傾向にあります。しかし、不妊治療には時間的なリミットがあるのも事実。
体のことはもちろん、治療内容をきちんと理解するために、山下レディースクリニックの院長・山下正紀先生に質問。今回は、〈体外受精とクリニック〉に関する疑問に答えてもらいました。
関連記事→世界で最初に体外受精が成功したのはいつ?どこで?体外受精について知りたい!【不妊治療Q&A】
【質問】体外受精へ進む前に大学病院に転院すべき?
〈質問者データ〉
36歳/夫の年齢30代
妊活歴2年2ヵ月
現在の状況:夫が軽度の精子無力症
近所の婦人科で人工授精を6回しましたが、妊娠せず…。年齢的なこともあり、体外受精に進むとしたら大学病院のほうがいいのかと迷っています。
【お答え】高度治療を受けるなら専門性の高い不妊専門クリニックへ
一口に大学病院といっても、不妊治療の診療体制はさまざまです。不妊に関する研究や専門の医師を擁した大学病院もあれば、あまり力を入れていない病院もあります。まずはその点を病院のウェブサイトなどできちんと調べたほうがいいでしょう。

一般的に大学病院では、糖尿病など内科的な病気がある場合などは、婦人科以外の他科との連携が期待できるのがメリットです。
一方、不妊治療専門のクリニックは、体外受精などの実施数も多く、治療実績も豊富です。診療時間なども患者さんのニーズに対応してくれるところが多いので、通院しやすい面があると思います。
地域によっては近くに施設がないこともあるでしょうが、高度治療を考えているなら、専門クリニックの受診をおすすめします。
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