それで病院には行けず、自宅で妊娠検査薬を試したのですが、なんと線が!うれしい気持ちもありましたが、同時にコロナにかかったことは、妊娠に影響はないんだろうか…という心配も大きかったです。
その後、コロナの療養期間を経て、5週で胎嚢を確認し、7週で心拍を無事確認。その間はもうドキドキでした。
もし心拍が見えなかったら、また前回のように落ち込んでしまう。だからあまり期待しないように…期待しないように…と思いながら、モニターで赤ちゃんの心臓が動いているようすを自分の目で確認。ようやくホッとしたのを覚えています。うれしさというよりも、この先何があるかわからないし、まずひとつ壁を超えたという気持ちでしたね。

7週で心拍が確認できた時のエコー写真。チカチカする心拍がみえてホッとしました
心配だったコロナにについては、先生から「影響はほとんどないと思う」とのこと。不安ではありましたが、生まれてからじゃないと、分からないこともあるのかもしれないとも思いました。

お腹の赤ちゃんの心音が聞けるエンジェルサウンズ。元気に動く心音を聞くと、安心しました
子どもの未来を考えて、出生前診断を受けました
出生前診断は、妊活する前から考えていたことです。
もしも障がいをもって子どもが生まれたときに、私は育てることができますが、きっと私のほうが早く死にます。私が死んだ後の、子どもの生活はどうなるんだろう、と思ったんです。子どもはすごく欲しいけれど、育てることも大変かもしれないし、子どもの未来も大変なんじゃないかと。
もしも障がいがあると分かっても、待ち望んだ命ですから、たぶん産むという決断をするだろうなとは思ったんですね。でも、調べておくことで事前に分かっておくと準備できることもあるかもしれない。そんな思いから、できれば調べておきたかった。それは夫も同じ気持ちでした。
それで出生前診断を受けられる病院を調べて、検査を受けました。一般的な染色体異常を調べて、結果が出るまで1週間ほど。とくに問題は見つかりませんでした。夫婦で同じ気持ちでいれたことは心強かったです。

妊娠中は妊娠経過が夫婦で共有できるアプリを愛用していました
妊娠することの難しさを実感しました
避妊をやめれば妊娠するんだろうな~とぼんやりと思っていましたが、そうではなかったですね。流産の経験は今思い出しても涙が出てしまう、少しつらい思い出です。そんなとき、クリニックの先生がなぐさめてくれ、次の治療方針も一緒に真剣に考えてくれた。そして夫は私を思って行動してくれていたように思います。

3回目に移植した卵。これが着床し、成長して、わが子になりました
現在2人目も考えています。子宮の状態が落ち着くのが産後1年くらいだと先生から言われたので、もうちょっとしてから再び妊活を始める予定です。
※あくまで個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。
取材・文/加藤夕子(リワークス)
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