病院へ行くのはめちゃくちゃこわかったです。フライング検査する人も多いと思いますけど、私はできませんでした。もし家で陰性が出たら、病院でも陰性という結果をつきつけられるわけですよね。そんな二重の苦しみを受けることを考えたら、家ではできなかったです。
いざ診察室に入ると、先生からは「おめでとうございます。お疲れ様でした」と声が。もう、ものすごくうれしかったですね。夫にもすぐに報告しました。でも2回流産しているので、油断はしないでおこうねという話はしたと思います。

妊娠初期のエコー写真。3回の妊娠ともこのあたりくらいから、つわりが始まりました
そんな私たちの安心材料のひとつになったのは、過去の2回とも胎嚢確認後に切迫流産と診断されましたが、3回目は言われなかったこと。さらに過去同様というか、それ以上のひどいつわりがすぐに始まったんです。吐きづわりがきつすぎて、1ヶ月で7キロ近くやせました。食べると吐いてしまうし、吐くものがなくなると、胃液を吐いて、最後は胆汁まで吐いて…。つわりはめちゃくちゃしんどかったですが、過去2回の妊娠とはちょっと違うなというのは、なんとなく感じていました。私はしんどいけど、赤ちゃんは元気だと思えて、それだけが救いでした。
通院で点滴をしていましたが、それでもおさまらず、結局、重症妊娠悪阻で10日間ほど入院することに。安定期に入ると吐きづわりはおさまったものの、よだれづわりが始まって。それは出産まで続きました。
今ふりかえってみると、妊娠・出産するまですごく長かったと感じます。結婚して丸7年。長すぎるぐらいですよね。親も口には出しませんでしたが「まだかな?」と思っていたようです。直接言わないでおいてくれてたのは、ありがたかったなと思います。
凍結卵は5個残っています。いずれ2人目も、と思うのですが、つわりのつらさを思いだすと、ちょっとためらう部分も…。もう少し落ち着いてから考えようかな、と思っています。
※あくまで個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。
取材・文/加藤夕子(リワークス)
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