旅行のたびにお土産と称して「子宝守り」を買ってくる…
姑の趣味は旅行。数人の旅行仲間と、月に1回程度、日帰り旅をしたり、数カ月に1回は泊りがけの旅行をしたりしていました。それだけなら別に問題はないのですが…。
ある日、旅行先で「子宝のお守り」を買ってきて私に手渡してきた姑。

「これはね〇〇っていう、すごく有名な子宝のお寺のお守りなの。芸能人の□□も、ここにお参りをしたら、赤ちゃんができたらしくて。だから、きっとご利益があると思うのよ。わざわざ人に聞いて、お友達にも付き合っていただいてお参りに行ったんだからね。持っていてね」
などと、恩着せがましく言ってくる姑。
「旅行先でまで私たちのことで気をわずらわせないでください。旅行をしっかり楽しんでください」
と言っても聞く耳持たず。それどころか
「いいえ、こうやって神頼みでもしないと、あなたたちに赤ちゃんはやってこないような気がするの」
と言うのです。この言葉には傷つきました。
それ以来、旅行をしては「子宝守り」を買ってくる姑。
「これは旅行仲間のAさんが、ご利益があると教えてくれた神社のお守り」
「これは、旅館の人に聞いたお守り」
など旅行のたびにお守りが増えていくのです。これは捨てるに捨てられず、本当に処分に困りました。
お守りを私に押し付けてきた姑に、こんなふうに言われたこともあります。
「お友達のBさんに、こんなことを言われたわ。『この調子でいくと、日本中の子宝守りを制覇しちゃうことになるかもね』って。それでみんなで大笑いしていたの」
当時は、確か妊活をスタートしてから1年くらいたったころ。私自身も「このままできなかったらどうしよう…」と焦りを感じ始めていた時期です。
この人は、私に子供ができないことをネタにして、こうやって軽口をたたいているんだ……。そう思うと悔しくて悔しくて、その夜は号泣したことを覚えています。
初詣でも「子宝守り」。新年早々最悪な気分に
姑が子宝守りを買ってくるのは、旅行先だけではありませんでした。私たち夫婦と姑、そして義理の姉夫婦と初詣に行った時の話です。

その日は夫の実家の氏神様にお参りをし、みんなで近くのレストランで昼食をとりました。
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