子どもをあきらめる方法は誰も教えてくれなかった
「未産うつ」や「未産クライシス」の背景には、子どもがいたほうが幸せ、子どもがいてこそ家族といった風潮が要因の一つとしてあげられます。
子どもが欲しいとの思いは、本能的なものと世間体にしばられている部分も少なからず影響していると思います。
まず知っていただきたいのは、つらい気持ちでいるのは自分だけではない、ほかにもたくさんいるということ。そして問題なのは、子どもがいないことで人知れず苦しんでいる人たちの気持ちを、世間があまり理解していないこと、関心がないことです。
一般的なうつ病の人に「頑張って」「気の持ちようだよ」といった励ましの言葉は禁句といわれていますが、「未産うつ」が重い渦中の人に「子どもがいないことを気にしすぎ」「自分しだいだよ」と励ましても、気持ちは晴れるどころか、さらに落ち込んでしまいかねません。
悪意なき善意の言葉に、人は一番傷つくものです。
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