Q4:凍結卵子を使って受精させる場合、顕微授精になるのはどうしてですか?
A.受精の際のトラブルを防ぐためです
卵子の周りには「顆粒膜細胞」という細胞があります。卵子を凍結する際には、この顆粒膜細胞をとり除き、成熟卵であることを確認する必要があります。
でも、顆粒膜細胞をとり除くと、一般的な体外受精の方法である「ふりかけ法」(シャーレに卵子を入れ、精子をふりかけて受精させる方法)では多精子受精になりやすく、染色体の量が異常な胚(受精卵)が増える可能性があります。貴重な卵子を、より受精率の高い顕微授精で、より多くの受精卵獲得を目ざします。
そのため、1つの卵子に1つの精子が受精するよう、顕微授精を行うのです。
Q5:排卵誘発のために自己注射をすることがあると聞きました。痛くない?
A.痛みはそれほどありません
現在、不妊治療専門クリニックで使われている自己注射の注射器にはペン型と注射器型とがあり、当院で使っているのはペン型です。注射器型に比べて針が細くなっているので、それほど痛みは感じないと思います。
同様の形状の注射器は、小人症(成長ホルモンの注射)などの子どもでも使用しています。慣れれば誰でも使えるようになるので、あまり心配しないで大丈夫です。
Q6:排卵誘発したけれど、仕事の都合がつかず、その周期に採卵できそうにありません。どうすればいいですか?
A.まずはクリニックに相談を
排卵誘発まで行った場合、自己都合によるキャンセルだと、それまでかかった料金は返金されません。そのようなことにならないよう、事前にスケジュールをよく打ち合わせすることが大切です。
ただし、当クリニックの場合、1~2日であれば採卵日をずらすことが可能です。あせってキャンセルしないで、まずは相談してください。
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