慢性子宮内膜炎の検査も同時にすると安心
手術時には、希望者全員に慢性子宮内膜炎の検査を行います。
慢性子宮内膜炎は子宮内膜に炎症が起こった状態です。体外受精で良好な胚を複数回移植しても妊娠しない反復着床不全などの約30%に見られ、子宮ポリープがある人の場合、その約90%が同時にかかっています。
子宮内膜ポリープを切除する手術をしても、慢性子宮内膜炎が続いていると妊娠しにくいため、ポリープを切除する際に子宮内膜の組織を採取して病理検査を行ったほうが安心です。当院では、手術を受ける患者さんのほぼ全員がこの検査も受けています。
手術後1年以内は妊娠のチャンス!
子宮内膜ポリープの手術後、病理検査で異常がなければ、次の周期から不妊治療を再開することができます。
病理検査の結果、慢性子宮内膜炎がわかった場合は、抗生剤で治療を行ってから不妊治療を再開します。手術後1年以内にポリープが再発する人は少なく、妊娠しやすい時期になります。
なお、子宮内膜ポリープは不妊女性の20代後半~40代でも、がん化率が0.97%あります。
「ポリープがずっとあって、なかなか治らない」という場合や、家族にがんを経験した人がいる場合は、手術することをおすすめします。
子宮内膜ポリープ・読者体験談
3度目の手術でしたが今回は体の負担がありませんでした
子宮内ポリープができやすい体質らしく、過去にも2回、切除手術を受けました。そのときは1泊2日の入院で、その都度仕事をやりくりしました。
今回は3回目とあってさすがに職場に迷惑をかけられず、日帰りで手術を受けられる、杉山産婦人科丸の内にお世話になりました。
担当医は、超音波ポリープの位置と数を確認しながら、手術の日程もすぐに提示してくださいました。来月、はじめての胚移植を控え、時間との闘いである不妊治療が滞ることなく進み、感謝しています。(Sさん 30歳)
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