検査の結果、乏精子症だと聞いて診察室から出てきた夫が、暗い顔で「少ないみたい」って。
落ち込んでいる夫に対して、さらに落ち込むことは言いたくなかったので、「あっただけよかったやん!」って。「体外受精も顕微授精もできるんだから、あってよかった!!」って。
そうしたら夫はちょっと心が軽くなったみたいで、顔つきも明るくなりました。
先生から「ご主人の精子の数値でも、過去に妊娠した人はいるので、一度だけトライしましょうか」という話があり、一度だけ人工授精にトライしました。
はじめての顕微授精・移植の日に救急車騒動!とにかく激痛で…
トライした人工授精では妊娠せず、その後すぐに顕微授精にステップアップしました。2020年9月はじめての胚移植をする予定だったのですが…。
みぞおち辺りから背中にかけてつったような痛みと、みぞおち辺りをおもいっきり握られたかんじ?とにかく激痛が!
救急車で運ばれ、胆石発作とわかりました。胆嚢摘出の手術で2泊3日の入院。もちろん不妊治療の胚移植は延期となりました。

「やっと顕微授精にトライできる!」と思っていたら、胆石発作で救急車で運ばれ、胆嚢切除の手術。
その時はもどかしい思いが強かったのですが、無事に手術が終わり、翌月には1回目の胚移植を無事行うことができました。
採精を渋る夫に「私の治療よりあんたマシやろ。はよ出して!」
顕微授精のころのこと。
相変わらず夫は出張が多かったので、私が足を運んで、“朝採れ”のやつを1時間かけて電車でクリニックに持って行っていました。2回目のときにプチ事件が起こりました。
病院に行く時間が決まっている、夫は仕事もある、その前に(精子を)出さないといけないって、事務的といえばそうですよね。カップを差し出したら、夫が「オレってこれだけのために…」ってポロッと言ったんです。
だから私は即、言いました!「私は内診台に乗っかって、知らない男の先生の前で股をひらいてるわけ!それよりあんたはマシやろ。はよ出して!」って(笑)。
問答無用で出してもらいました(笑)。

温活のためにしていた赤い腹巻。金メダルを意識したデザインがお気に入りでした!
>>ふじ子さんの妊活エピソード、次回に続きます
プロフィール/とんこっちゃん・ふじこさん

1989年福岡県生まれ。レポーターや大食いタレントとして福岡を中心に活躍。日テレ『踊るさんま御殿』にも出演経験がある。高校柔道全国大会団体戦優勝経験があり、保健体育の教員免許も取得している。
取材・文/佐藤真紀 構成/伊藤絵里子




