自分の体と心の状態を知り、妊娠前から体の調子や生活習慣をととのえていくことを「プレコンセプションケア」といいます。赤ちゃんを迎える状態にととのえるために、妊娠前の女性が気をつけるべき心と体のケアや生活習慣とは?
今さら主治医には聞きにくい読者からの素朴な疑問に、プレコンセプションケアの普及に力を入れている、さっぽろARTクリニックn24の藤本尚院長に答えていただきました。
関連記事→忙しい!疲れている…そんなときはシャワーで済ませてOK?【妊娠につながる習慣】
【質問】冷え性だと妊娠しにくいってホント?
<質問者データ>
31歳
妊活歴9ヶ月
昔から冷え性で、手足がいつもひんやり。平熱も35 度台です。妊娠するためには温活をしたほうがいいと聞きますが、なぜですか? 体温を上げるためにできることがあれば教えてください。

【回答】適度な運動で血行改善を
温活のために、真夏でも分厚い靴下を履いている患者さんがいますが、私はそこまで気にする必要はないと思っています。
人間は恒温動物なので、外界の温度変化にかかわらず、ほぼ一定の体温を保っています。寒い冬は妊娠率が下がるとか、北海道に住んでいる人のほうが妊娠しにくいということもありません。
もちろん、適度な運動をすることで、冷え性を改善し、血行がよくなるのは妊活にもいいことです。体幹や下半身の筋肉を使った運動、入浴後のストレッチなどが効果的です。体を動かす習慣ができると、筋肉量がふえて体が引き締まるだけでなく、エネルギー消費がふえて、太りにくい体づくりにもつながります。
【監修】
「さっぽろARTクリニックn24」
藤本 尚 院長

神谷レディースクリニック副院長をへて、2014年にさっぽろARTクリニック、2019年にさっぽろARTクリニックn24を開院。早くからプレコンセプションケアに力を入れ、プレコン相談室も開設。プレコンYOGA なども実施している。
*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』の記事を再編集しています。
〈あわせて読みたい記事〉
●鍛えるべきはおしりと太もも!下半身の筋トレで“あたたかい”体へ【妊娠につながる習慣】
●【妊娠につながる習慣】運動は何を、どれくらいすればいい?
●【村上佳菜子さん】現役時代にこれでもかと体を冷やしたので、妊活前に温め生活にシフト中【後編】




