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2022.06.03

妊娠生活

里帰り出産はいつから?手続きはどうしたら?成功させるコツを紹介

里帰り出産とは、産前から産後の一定期間を実家で過ごし、近くの病院で出産をすること。実の親がそばにいて心身ともにサポートしてもらえるというのはこの上なく安心ですよね。

ただし、転院したり長期間家をあけることになるため、しっかり準備を進めることが重要です。実家にはいつ帰るべきか、どんな準備が必要か、転院の手続きは?…など、里帰り出産成功のコツをまとめてご紹介します。

里帰り出産のメリット・デメリットとは?

里帰り出産は安心してお産に臨める、産後ゆっくり休むことができる、家族みんなにベビーを迎えてもらえる…などのメリットがある一方で、デメリットもあります。

病院を転院しなければならない、お金がかかるなどのデメリットのほか、Baby-mo編集部が先輩ママ達に実施したアンケートでは、「旦那と離れて暮らすことになるのでさびしい」「浮気が心配」という声が少なくないのも事実。

また、頼みの親も一定期間一緒に暮らすとなるとお互いストレスがたまるようで、里帰り出産したママのうち67%が「家族ともめた」と答えています。

記事を読む⇒⇒⇒【里帰り出産】でストレス満タン!エピソード集

里帰り出産を成功させるカギは、このデメリットを克服することにあると言えそうです。

里帰り出産の流れとスケジュールって?

里帰り先の病院は、お産で転院する前に一度受診しておくとよいでしょう。病院の雰囲気に慣れ、医師とも顔なじみになれますし、病院側もあらかじめ患者側のデータをとっておけます。下記の流れを参考にスケジュールを組んでみて。

Step1 通院中の医師に転院を申し出る

【妊娠2~5ヶ月】
今かかっている病院の医師に、お産は里帰り先でする旨を伝えましょう。いつ頃転院すればよいのか、アドバイスをもらえるはず。

Step2 転院手続き

【妊娠2~6ヶ月】
同時に転院先のリサーチもスタート。転院後に困らないためにも、調査段階でその病院の診療方針をきちんと聞いておきましょう。自分の優先順位をクリアにするのはもちろん、実家の家族や友人などの口コミ情報も欠かせません。

転院先の病院が決まったら、電話を入れて里帰り出産の希望を申し出ましょう。近年は産科医不足で病院が減っているという現状があり、里帰り出産NGとしている病院もあります。ここという病院を見つけたら、分娩予約は早いに越したことはありません。

Step3 病院に慣れるため、一度受診

【妊娠5~6ヶ月】
安定期の体調のいいときに帰省して、転院先の病院で健診を受けましょう。お産の際の帰省スケジュールの相談もここで済ませます。

Step4 転院

【妊娠8~9ヶ月】
病院によりますが、転院先でしっかりと妊婦健診を受けるためには、32~34週がギリギリの目安とされています。この時期を目安に帰省し、転院しましょう。留守宅の準備も忘れずに。

Step5 帰宅

産後の1ヶ月健診は、出産した病院で受けるのが基本ですので、健診後に家に戻る人が多いようです。ただし、体調などさまざまな事情により、3ヶ月くらい実家に滞在する人もいるようです。

里帰り出産で注意すべきポイントは?

上記で記した転院に関する注意点のほかに、里帰り出産を成功させるために気をつけるべきことがいくつかあります。

予想外の出費も覚悟しよう

自分自身の交通費はもちろん、夫の交通費、実家やご近所への手土産、帰省先で揃えるママの美容グッズやベビーグッズ…など、実家に帰るだけとはいえ、意外に出費がかさみます。お金は前もってしっかり準備しておいて。

里帰り先での甘えすぎは禁物

実家にいると、すべてを任せきりになりがち。家事もせずベビーのお世話も片手間にしていると、自宅に戻ったときに大変です。また、親御さんにしても、サポートしてあげたいという気持ちはあるものの、「やってもらって当たり前」という態度ではストレスを感じるのは当然です。

里帰りしても親に甘えすぎず、「ありがとう」の気持ちを忘れずに、自分のことは自分でするように心がけましょう。

夫とのコミュニケーションは密に

一定期間離れて暮らすことになるので、いつ帰るのか、自宅でどのようにベビーを迎えるのかなど、あらかじめしっかり話し合っておくことが大切です。

また、パパが子どもと離れて暮らしていると、夜のお世話など大変な時期を一緒に過ごさないことで、父親としての自覚形成が遅れ、育児に対する温度差が出てしまう心配も。数日間でも実家に泊まりに来てもらい、大変さを共有していきましょう。

帰省時に持って行くものリスト

転院の際に必要なものから、ママと赤ちゃんそれぞれが使うものなど、里帰り出産に持って行くべきものをリストにまとめました。準備の際に参考にして。

母子健康手帳
病院の紹介状
健康保険証
診察券
印鑑
出産一時金や入院保険などの申請書
マタニティ服やインナー、パジャマなど衣類
化粧品やケアアイテム
退院時に着る服や授乳しやすい服
おむつ、お尻ふき
哺乳びん、ミルク
赤ちゃん用の衣類
沐浴用のソープや綿棒などケア用品
抱っこひも



里帰り出産は、転院の手続きをしたり荷物をまとめるなど、やることがたくさん。直前になってあわてることのないよう、早め早めに準備を進めましょう。

記事を読む⇒⇒⇒【お産入院準備】先輩ママの「あってよかった!」入院グッズと妊婦のバッグの中身を大公開

『はじめてママ&パパの妊娠・出産』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです。

【監修】 安達 知子 総合母子保健センター 愛育病院名誉院長・東京女子医大客員教授

1978年、東京女子医科大学医学部卒業後、同大学産婦人科学教室入局。米国ジョンズ・ホプキンス大学研究員、東京女子医科大学産婦人科助教授をへて、2004年から愛育病院産婦人科部長に。2006年より東京女子医科大学の客員教授に。2013年より愛育病院副院長を兼務し、現在は名誉院長。厚労省、文科省、内閣府などの各種委員会の委員などを務める、わが国の産科学会を担う中心的存在の一人。

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