脳が一生で最も発達するのは0~3歳。この時期、わが子の脳を鍛え、考える力を育むために、日常生活の中で実践すべきこととは?
3歳で九九が言えるのは数学的センスとは無関係
2歳で1~100までの数を言えたり、3歳で九九が言える子がいますが、実はこれらは数学的センスとは無関係。
日本人は「円周率を何ケタまで暗記できるか」などということが好きですが、それは「芸」の一つであって、数学的なセンスを育てる役には立ちません。
幼児期にぜひ身につけたいのは、「数、量、時間に対する実態をともなった感覚」。この感覚こそが将来、論理的・合理的に物事を考える下地になります。
遊びの中で「おおよそ」を教えよう!
パッと見て「どっちが多い」「どっちが大きい」ということを、日常生活の中で見分ける習慣をつけましょう。
パッと見て判断する右脳の力を先に鍛え、「数える」という左脳の働きはあとから教えたほうが、数について深く知ることにつながります。
たとえばおやつの時、1枚のおせんべいを「ママはいらないから」と食べさせてしまったら、それでおしまいです。
でも「ママも食べたいから半分こ」と割ると、1枚のおせんべいが2つになります。だけどさっきより小さい。
子どもは考え始めます
「どっちが大きいかな?」「ママのほうが大きいかも」「ちゃんと分けるにはどうしたらいいんだろう」…これが数学的センスです。
量と重さの関係もわかるようにしたいもの。同じ大きさのペットボトルに違う材料を入れ、はかりで重さを比べてみましょう。
同じ量でも素材によって重さが違ってきますね。いろいろなものをはかる遊びを通じて、重さと量の概念が少しずつ身についていきます。
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