基本の不妊検査は受けましょう
できるだけ自然に近い形でと望まれるなら、まずは基本的な不妊検査を受け、きちんと排卵があるか、女性の卵管の通過性や男性の精子に問題はないかなど、妊娠に決定的な障害がないことを確認します。

受診のときには、基礎体温表やこれまで自分たちが行った経過をまとめたメモを持参されると、よりスムーズに診療に入れます。月経(生理)中でも、エコーを見て、卵巣の状態をチェックする検査などもあるので、初診はいつ行ってもかまいません。
なるべく自然にと希望される方の多くは、人工授精までは考えていない、というレベルでしょう。どこまでを自然と考えるかはいろいろな意見がありますが、もし排卵が起こりにくいなどの傾向があれば、タイミング法でも排卵誘発の薬を使うメリットはあります。
薬を使う必要がある場合は、用いることで妊娠のあと押しにつながります。それは自然妊娠の範囲内だと考えます。
監修/山下正紀先生
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。97年神戸三宮に山下レディースクリニックを開設。著書に『最新! 不妊治療ナビ』(主婦の友社)。2026年5月より院名が「ENA山下ウィメンズクリニック」に変更となり新体制でスタート。
*『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』の記事を再編集しています。




