多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、原因がはっきり解明されていない排卵障害のひとつ。不妊原因の15%を占めるというデータもありますが、じょうずにつきあいながら治療を進めれば妊娠は可能です。実際に、多嚢胞性卵巣症候群を乗り越えて妊娠、出産した有名人女性もたくさんいます。
この記事では、多嚢胞性卵巣症候群の検査や治療法を不妊治療専門医が解説します。
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多嚢胞性卵巣症候群の検査とは?
まず、検査の流れを見ていきましょう。
① 問診
はじめに、月経の周期や様子、基礎体温表のグラフの状況、これまでの治療歴などについてくわしく問診されます。説明できるようにきちんと整理しておきましょう。
②超音波検査
細いプローブを腟から入れ、卵巣の様子を確認。多嚢胞性卵巣症候群の場合には、卵巣の表層部に、10㎜以下の未成熟卵胞が12個以上並んだ「ネックレスサイン」が見られます。ネックレスのように見えるため「ネックレスサイン」と呼ばれます。
③血液検査
採血し、男性ホルモンや黄体化ホルモン、インスリン濃度、AMHの値など、さまざまなホルモンの値を検査することで、多嚢胞性卵巣症候群の可能性を数値で調べます。
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