多嚢胞性卵巣症候群の血液検査でわかること
●男性ホルモンが多い
テストステロンなどの男性ホルモンが高い値を示します。
外国人女性だと、ヒゲが生えたり、毛深くなるなど、見た目にわかりやすく男性的な兆候が出やすいですが、日本人女性にはあまりあてはまらないことも。
●インスリン濃度が高い
多嚢胞性卵巣症候群の人は、血糖を下げる働きをするホルモン・インスリンが働きにくくなっているため、インスリンが多く必要な状態になっています。
そのため、血糖値が正常でも、インスリンの血中濃度が高いことがあります。
●黄体化ホルモン(LH)>卵胞刺激ホルモン(FSH)
卵胞が成熟するまでは卵胞刺激ホルモン(FSH)が、成熟したあとは黄体化ホルモン(LH)が分泌されます。
LHの値がFSHより高いのは通常、排卵前後の数日間のみ。多嚢胞性卵巣症候群では、月経3日目前後でもその状態に。
●AMHの値が高い
AMH(アンチミューラリアンホルモン)は、卵巣の原始卵胞が育つときに分泌されるホルモン。
値は25歳ごろがピークで、それ以降は下がります。しかし多嚢胞性卵巣症候群では、卵巣に排卵されない未成熟卵胞が数多く残っているため、値が高いままになります。
次のページ>>多嚢胞性卵巣症候群の治療は?




