子どもの有無で幸せの格差はない
「子どもや孫がいないと老後は寂しいわよ」。子どもがいないと言われがちな言葉です。
今は仕事や趣味があり、友人やパートナーがいて寂しいと感じることはないけれど、老後は寂しく、退屈な時間を過ごすのでしょうか。
内閣府の「一人暮らし高齢者に関する意識調査」(平成26年度)では、子どもの有無での幸福感に関する意識調査を行っています。
幸福度を「とても幸せ」を10点、「とても不幸」を0点とした場合の調査結果は、子どものいない人が6.12点、子どものいる人では6.74点と、子どものいる人のほうがやや高い数値になっていますが、大きな開きはありません。
同様に「退屈と感じることがよくあったか」との問いで「はい」と答えたのは、子どものいない人が23.4%、子どものいる人は23.8%とほぼ同じ。子どもの有無を問わず、老後に退屈と感じない人は全体で約76%いるので、子どもや孫がいないから寂しいと感じる心配は少ないといえそうです。
老後は子どもの有無よりも、会話の頻度と収入が幸せ度に影響するようなので、友人とお金、そして健康は大切にしたほうがよいと感じる調査結果でした。
ときどき、子どものいない女性だけでなく、男性版の会も開催したらと言われるのですが、男性同士で集まって子どものいない気持ちを共有したいとは思わないので難しい。
その点、女性は積極的に他者とのつながりを持てるので、老後に一人になったとしても、孤独を感じずに過ごせそうです。
幸せを求めるのではなく、感じられる人になる
長らく結婚・出産は「女性の幸せの象徴」といわれ続けてきたので、そうではない生き方は幸せの確信が持ちづらいところですが、幸福感において正解・不正解はありません。
結婚や子どもの有無は関係なく、自分の幸せに気づける人が幸せになれるのです。
雨風をしのげる家があって、おいしいごはんが食べられて、温かい布団で寝られる。それだけで十分に恵まれているし、なにより健康に勝る幸せはなし。子どもがいようが、いまいが、今ある幸せに感謝できる人でありたいですね。
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