子育ては「まぁ、いっか」が合言葉
――現在、お子さんは小6と小3。小学生ママと仕事や家のことの両立、無理しすぎていませんか?
今では、あんなに抱え込んでいたのが嘘のように、すっかり怠け者母さんです(笑)。夫に対しても、当時は「なんでやってくれないの!」って怒りが前面に出ちゃうことが多かったけれど、今ではそれぞれの役割分担がはっきりしてきて、いい話し合いができるようになりましたね。
彼の体験を私が漫画化(『ゴミ清掃員の日常』『ゴミ清掃員の日常ミライ編』)するなど、仕事も一緒にやるようになって、なおさら夫婦ふたりのチーム感が強くなっています(笑)。

イラストを描く仕事は48歳から始めました。東京すくすく公式Instagram(@tokyo_sukusuku)の連載「40代でふたり産んだら」の一コマ。
――当時のことを思い出すことはありますか?
ガミガミ怒ってしまうときなどに思い出しますね。そこで、「お兄ちゃんは生まれたときは息が止まっていたのに、こんなに元気に育っているんだから」「こうして一緒に暮らせているんだから」と思って、今ではすっかり「まぁ、いっか」が口癖です。
――最後に、読者のみなさんへのメッセージをお願いします。
妊活のときも、出産も、そして子育ても、思い通りにならないこと、イメージと違うことって、たくさんありますよね。私自身、40代での妊娠・出産で、産後の回復が想像以上に遅かったり、ダメージを感じたりすることもありました。また、「頑張りたい」という気持ちは強いのに、うまくできなくて申し訳なさや無力感を持ってしまうこともありました。
でも、産後うつは、心が弱いからなるわけではありませんし、決して特別なことでもありません。まじめで頑張り屋の人ほど、無理をしてしまうこともあります。でも、どんなにしんどくても、ちゃんと治るし、必ず光は見えてきます。
私の経験が、今悩んでいる方にとって、「一人じゃない」「もっと周りの人に頼っていいんだ」と思えるきっかけになったら、それがいちばんうれしいです。
インタビュー最初から読む>>夫マシンガンズ滝沢さんと40歳からの挑戦! 想定外の不妊原因を乗り越えて【インタビュー前編】
PROFILE●滝沢友紀(たきざわ・ゆき)さん
1971年生まれ、二児の母。夫はお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さん。48歳で絵を描きはじめ、ゴミ清掃員としても働く夫の体験を綴ったマンガ『ゴミ清掃員の日常』『ゴミ清掃員の日常ミライ編』(講談社/原作・構成:滝沢秀一さん)では作画を担当。東京すくすく公式Instagramで高齢出産や産後うつについての実体験マンガ「40代でふたり産んだら」を連載。X(旧Twitter)▶@takizawayuki530 Instagram▶@takizawa_yuki530
取材・文/浦上藍子 画像提供/滝沢友紀さん
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