2回の流産。そして2回目は産声のないお産に
ところが、妊娠しても1回目は妊娠8週で、2回目は妊娠14週で流産してしまいました。どちらも出血やおなかの痛みなどの予兆や自覚症状はまったくなかったのに、妊婦健診のときに医師から「心拍が確認できません」と言われ、頭が真っ白に。
このとき、「妊娠した女性の約38%が流産を経験している」という日本産科婦人科学会の報告(※)を読んで、「妊娠・出産というのは、こんなにも激しい精神的、身体的ダメージを比較的高確率で受ける可能性があるんだ」と初めて知り、大きなショックを受けました。でも、それを知ったことで、もちろん傷ついてはいましたが、「比較的あることなのかな」と思えました。
(※)https://www.jsog.or.jp/citizen/5707/
ただ、2回目のときは、本当に衝撃が大きかったです。日本の法律では妊娠12週以降の流産は「死産届」の提出と、胎児を火葬または埋葬する必要があるので、妊娠14週で流産した私は産声のないお産を経験しました。
突然一泊二日の入院が必要になり、決まっていたお仕事をお断りするなど調整が必要になったこともショックでした。当日は産婦人科での処置になるため、周りの人全員がハッピーな妊婦さんなんです。私だけが亡くなった赤ちゃんを出すために産まなくてはなりません。個室だったので妊婦さんに会うことはないとはいえ、そのことを考えるとたまらない気持ちになりました。
お産のときには子宮口を広げる処置を行うのですが、「こんなことで出産の予行演習をしたくなかったな」とも思いました。産んだ赤ちゃんにも会えず、病院のベッドで途方にくれていると、突然、首から下にじんましんが出てしまいました。そこで、ものすごいストレスを感じていたのだと実感。1回目も2回目の妊娠もコロナ禍で、家族や友だちに気軽に会ったり話したりできないというのも、すごくストレスでした。
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