さまざまな事情で中絶(人工妊娠中絶)を選択した女性たちの体験談をご紹介します。
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処置の後に待っていた、火葬・死産届…
【ピンクさん32歳(現在は5歳・4歳・0歳ママ)】
前の話を読む>> 初めて感じた「育てる自信がない」という気持ち。夫以外だれにも相談できなくて…
いよいよ入院となりましたが、処置はすぐに行われません。処置前から、子宮口を開くために薬を投与しました。ふいに訪れた一人きりの時間、お腹の子に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。今までゆっくりとした時間が取れなかった分、一人部屋でおいおいと泣き続けました。
「ごめんね…産んであげられなくてごめんね…本当は一緒に遊んだり笑ったりしたかったな…」と声をかけながら、子宮口が開くのを待ちました。

子宮口が開いたら、子宮を収縮させる薬で陣痛を起こします。今までの子どもたちの出産のときと同じような痛みが走り、数時間ほどでは処置は終了。赤ちゃんを直視することは難しく、手を合わせることしかできませんでした。
退院するまで、夫は毎日お見舞いに来てくれ、その時間が唯一ホッとできる時だったように覚えています。自分で決めた中絶手術ですが、思った以上に精神的に負担が大きいと感じました。
さらに精神的にきつかったのは、退院後の手続きや火葬。
12週以降に中絶した赤ちゃんには死産届が必要になるため、退院日に役所で手続きをしました。(妊娠12週以降の胎児を死産した場合に、死産後7日以内に死産届を原則父親が役所へ届け出る必要があります)
書類などの記入は夫に任せ、待合スペースで小さな箱に入った赤ちゃんと一緒に、涙をこらえて待ちました。火葬許可を得られたら、次は夫が調べてくれた葬儀場へ。道中も赤ちゃんを抱えていましたが、「これが本当に最後のお別れになってしまう…」と思った瞬間、こらえていた涙が止まらず、嗚咽と吐き気も感じるほどでした。
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